高架下

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スポーツクラブでいつもよりも少しハードワークなメニューをこなして、

併設するショッピングモールの本屋に行った。

渡辺ペコの「にこたま」の最新巻を買いに行ったのだが、無かった。

かわりに、松本大洋の最新作漫画の初巻が平積みされていて、衝動買いした。

15時近かったが、昼ごはんを食べていなかったので、SUBWAYでサンドウィッチを買おうと思い歩いていると、家族連れの友達に会った。

彼は、一男二女(女の子は双子)の父親で、奥さんと共に3人の子を連れてマクドナルドに居た。

僕はまだ愛娘を連れてああいう場所に出かけたことはないが、

3人も幼い子を連れて出かけることの大変さが、途方も無く思えて、思わず感心してしまった。

カロリーと金額を気にしながらSUBWAYでサンドウィッチを買った。

それを愛妻の実家に向かいながら車中で食べた。

途中、高速道路の高架下の陰に車を停めて、買ったばかりの松本大洋の最新作を読んだ。

「Sunny」というタイトルのその漫画は、少年たちの眩くほろ苦い“視界”が、松本大洋らしい世界観で描かれていて、温かくもなり、切なくもなった。

Sunny 第1集 (IKKI COMIX) Sunny 第1集 (IKKI COMIX)
(2011/08/30)
松本 大洋

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まだまだ暑い。

ただ高架下の陰は、日が傾いて行く程に涼やかになり、

開け放した車の窓から窓へ吹き抜ける風に、季節の移り変わりを感じた。

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