愕然

喉が渇いて、痛かった。目が覚めると、午前3時半だった。

愛妻が床に就くのを見送って、一人で飲んでいたが、いつの間にか眠っていたようだ。

テレビをつけると、相変わらず各放送局で地震の速報特番を放送している。

地震発生から、36時間以上が経った。

それだけの時間が経過しているにも関わらず、依然として被害の全体像が把握できていない現状が、

この情報化社会の現代において「異様」とも言え、殊更に人間社会の無力感を助長する。

真っ黒い津波のうねりに、車や船どころか、家々がまるごと流されている様を見て、文字通りに言葉が無かった。

諸々の問題を抱えつつも、「盤石」と確信していた人間社会が、こんなにも脆く、危ういものだったということに、ただただ愕然としている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました