立ち寄ったコンビニで、一冊の本を手に取り、恐る恐る1、2ページ読んで、ついつい衝動買いしてしまった。
本のタイトルは、
『ワンピース最強考察』
ご存知、漫画「ONE PIECE」の“解読本”である。
コミックス至上主義の者としては、この手の解説書を読んでしまうことは“禁じ手”である。
これまでも、数多くの解説書を書店等で目にしてきたが、一様に無視し続けた。
が、この“現役最強少年漫画”に対しては、もはや我慢の限界。
作者、尾田栄一郎によって張り巡らされた数多くの「伏線」は、
「読者が気づいたらラッキー」的に、特に説明もされないものも多く、
ある程度の「情報収集」は、この漫画を100%楽しむための必修科目だと思い至った。
この本で記されている「伏線の考察」は、コミックス最新巻までの本編内容に限られているとのことだったので、
安心して、読み進めていった。
率直な感想は、「分かっちゃいたけど、尾田栄一郎、半端ねえ!」。
今すぐにでも、既刊の全61巻を隅から隅まで読み返したい気分。
そして、この先の「展開」の途方も無さに唖然としてしまう。
ただただ、作者先生には「結末」をしっかりと描き終えるまで、
滞りなく漫画家人生を歩んでいって欲しいと願わずにはいられない。
これまで「ドラゴンボール」の存在を意識して、
「結末」を見るまでは、“現役最強”と限定するべきだと思っていたが、
新章を迎え、もはやこの称号は揺るがないと思う。
この「最強少年漫画」の行く末を、何年かけてでも追わせて欲しい。
ONE PIECE 61 (ジャンプコミックス) (2011/02/04) 尾田 栄一郎 |
ワンピース最強考察 (2010/12/15) ワンピ漫研団 |
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