お風呂

昨日は半日温泉施設に行っていたこともあり、一日中お風呂に入っていたような気がする。

実は元々お風呂はあまり好きではなかった。

今でもそうだが、長い時間熱い湯の中に入っていることが出来ず、耐えられなかった。

若い時は、一年中シャワーで大丈夫だった。

大衆浴場で、他人に裸を曝すことも苦手だった。

今の会社に就職をして、コミュニケーションを図ろうとする社長に半強制的に温泉施設に連れて行かれるようになり、次第に抵抗は無くなってきた。

そして、温泉好きの愛妻と付き合い始めてから、ちょくちょく温泉に行くようになり、

自分自身が歳を取ったからか、ようやく温泉の良さが分かるようになってきた。

依然として、長い時間温泉に浸かってはいられないが、月に数回は熱い湯に入りたくなるようになった。

先日、昨年の「漫画大賞」に輝いた“風呂漫画”『テルマエ・ロマエ』の最新巻が出ていたので、すぐに買って読んだ。

この漫画を読んでいると、存在自体が当たり前のように接してきた日本の風呂文化の崇高なまでの「工夫」に気づかされる。

同時に、日本人がどれだけ「風呂」を愛し、その性質が自分の根本的な部分にもしっかりと根付いているということにも気づく。

そうして今日も、風呂に入る。

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(2011/04/23)
ヤマザキマリ

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