厭な夢と美味い柑橘

ポリバケツに入った一匹の目が潰れた蛇のような生き物が、

死に際に卵を産んで、それが分裂して増えた。

あまりに気持ちが悪いので、ポリバケツごと窓から投げ捨てたら、

土の上を滑るように進み、途端に羽が生えて飛び立っていった。

という、意味の分からない非常に気味悪い夢を見た。

夢見が悪かろうが良かろうが、朝は来て、目覚まし時計は問答無用に鳴り続ける。

中途半端に大人なので、スヌーズ機能の目覚まし時計を3回くらい止めてから、仕方なく起きる。

それの繰り返し。

昨日、世界中で暮らす日本人を追ったバラエティー番組を見ていて、

自分自身の「普通さ」に対して微妙な思いを感じた。

ここ数年で、自分にもっとも欠けていることが何かということが明確になった。

それは、「行動力」だ。

思いを馳せ。考えを巡らせる。が、本質的に行動が伴わない。

何を思おうが、何を考えようが、それは“何もしないこと”とイコールだ。

昨夜見た厭な夢を思い返しながら、少々滅入ってきたので、

遅い夕飯の後に食べた「紅まどんな」が相当美味かったことを思い出した。

某たまねぎ王子の特製紅まどんな。その名も「だんだんのまどんな」。

本当は父親が知人への送る筈だったのだが、巡り巡って結局ウチでいただくことになった。

深い甘みに程よい酸味がバランス良く、上品だけれどとても食べやすかった。

今回はもう品切れ状態だったところを何とか一箱都合してもらったのだけれど、

来年からはちゃんと予約しようと思う。

やるな!玉ねぎ王子。これが行動力の差か……。

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