10年以上ぶりに松山の花火大会を観に行った。
花火大会自体に興味が無いわけではないし、むしろ夏の風物詩として大好きなはずだが、
熱帯夜の中、人混みに行くということに対する億劫さが勝って、この数年間スルーしていた。
先日の“ひとりごと”でも触れたが、某結婚式場の花火大会観覧を兼ねたフェアへ未婚のふりをして応募したら、
幸いにも招待状が届いたので、今年は喜んで参じた。
この結婚式場へは行ったことがなかったので、式場内を見学することも楽しみだったのだが、
想像以上にクオリティーの高い各ステージに感心した。
やはり海の側というロケーションが大きいと思った。
久しぶりの花火大会は、昔見たものよりもややボリュームに乏しい印象だった。
小ぶりな尺の花火が多いようだったし、打ち上がる花火と花火の間が空いてしまって、間延びすることが多々あった。
ただ、雰囲気良い結婚式場で、ゆったりと座って花火を眺められたのは良かった。
海に面した空調の効いたチャペル内での観覧は、特に雰囲気が良く、
花火の上がる音だけが響く静かな館内で、目の前に並び座る何組かのカップルを見ながら、
「式場の目論み通りに、まんまと盛り上がってんだろうな~」とニヤニヤしていた。
(ちなみに隣の愛妻は、久しぶりに身を包んだ浴衣の帯に締め付けられて、少々怠そうにしていた……)
と、概ね満足した花火大会だったのだけれど、
会場からの帰りは、周辺の渋滞にまんまとハマってしまい、
本来30分程の道のりが、たっぷり1時間半かかってしまい、ぐったりだった。
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