ただの日曜日

年末の日曜日は貴重だ。束の間の休日に消化しておかなければならないことは多い。

昨夜は、フィギュアスケートのGPファイナルの録画を見て、床に就いたのは2時近くだった。

が、今朝はいつものように8時半過ぎに起きて、「サンデーモーニング」にチャンネルを合わせた。

関口宏の声を聞き流しながら、溜まっていた洗い物を片付け、

リビングに掃除機をかけて、ホットカーペットを出した。

ハロゲンヒーターは既に出していたが、気候がどうも不安定なので、我が家の冬支度は少々遅れている。

“御意見番スポーツ”を見ながら、今度は写真のプリントアウトを始めた。

日々撮り溜めた写真データはすべてMacBookと外付HDDに保存しているが、

やはり写真は「印刷」もしておかないと、と思い、この3年程の“良い写真”はすべてプリントアウトを進めている。

ようやく2010年の初夏ぐらいまでの時期の写真フォルダに到達した。

これまでに写真用紙を500枚以上、6色パックのインクカートリッジを3セット以上消化している。

冷静に振り返ると、かれこれな出費だ……。まあいい。モノより思い出だ。

「サンデー・ジャポン」が始まる頃、愛妻が起きてきた。

すると、起き抜けに「エビマヨが食べたい」と言ってきた。

いきなり何を言い出すんだと思ったが、“妊婦”特有の食欲だろうと自分を納得させた。

午後一番に美容室の予約をしていたので、その前に美容室の近くの中華レストランにエビマヨを食べに行くことにした。

正午頃に着くように目的の中華レストランに向かった。

が、その店は知らない間に閉店していて、既に空き店舗になってしまっていた。

唖然としつつ、仕方がないので別の店を探し、結局和食レストランでランチメニューを食べた。

僕が食べた南予風の鯛飯は非常に旨かったので、結果的には良かった。

愛妻も量が多い昼御膳に満足していたようだった。

髪を切った。

高校時代から通ってきた美容室が若干値上げをしたので、どうにも行き辛くなり、

この一年は特定の美容室を決めかねている。

前回から、最近愛妻が行っている美容室に行っており、今日で2回目だった。

ご存知の通り人見知りなので、慣れない美容室へは行くまでが非常に億劫だ。

まあ行ったら行ったで、それなりにコミュニケーションをとりつつ、問題なく過ごせるのだけれど。

僕は、髪を切って暫くして、横髪が伸びてごわっとしてくるのがいつもとても嫌だったので、

今回は美容師の人に、(自分的には)細かく注文して、サイドを特に短くしてもらった。

そういえば、高校生の時はサイドをこれでもかと刈り上げていて、入学早々に先生に注意されたり、クラスメートの女子に“ヤ○ザの息子”だと思われたりした。

勇気を出して注文をしたかいもあり、わりと自分の理想通りになったので、結構満足している。

バックミラーに映る自分の切ったばかりの髪型に満足しながら、街に向かった。

先週購入した新しい眼鏡を取りに行った。

かけ具合を調整してもらい、姿見で新しい眼鏡をかけた自分の様を確認する。

とても良い。

実は美容室でも同じことなのだが、

僕は非常に目が悪いので、眼鏡を外した状態で鏡越しで自分の状態を見ても、実際はっきりとは把握できていない。

髪を切っている最中は、良い具合なのか悪い具合なのか判断つかぬまま、美容師に任せているというのが実状だ。

眼鏡を買う時は、現状使っている眼鏡をかけ直して確認することもできないので、

実際に自分が新しい眼鏡をかけた感じは、雰囲気でつかむしかない。

まあ眼鏡歴も長いので、大体の雰囲気が良ければ、失敗をすることはないけれども。

今回も問題なく、イイ眼鏡を新調することが出来た。

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益々満足感を高めて、眼鏡屋から程近い美味いクレープ屋にクレープを食べに行った。

ちなみに愛妻はクレープが大好きで、出掛けるといつも「クレープが食べたい」と言っている。

そんな愛妻も太鼓判を押すそのクレープ屋のクレープは、生地がほどよくパリパリしていてとても美味い。

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クレープを食べた後、近くの雑貨屋に行き、愛妻が職場で使うブランケットを買って、

夫婦共々、いろいろと満足して帰宅した。

こうやってだらだらと長々と、“ただの日曜日”を振り返ると、

いろいろなことがあったようにも思うし、別段何があったというわけでもないなとも思う。

ただ、こういう一日があるからこそ、

また明日からの月曜日に踏み出していけると思う。

「幸福」などと大袈裟な言葉を使うつもりはないが、まあ良いんじゃないかと思う。

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