人生において、自分自身の「使命」を認め、実行できることができれば、
その使命がどんな類いのものであっても、その人の人生はとても濃くて恵まれていると思う。
医者として、人の生命を救うことも、
刑事として、不器用な正義を貫くことも、
そして、テロリストとして、愛する人の報復を誓うことも、
それが、自分の命を懸けられる「使命」ならば、その人は幸福なんだと思う。
東野圭吾の「使命と魂のリミット」という小説を読んで、そういうことを思った。
使命と魂のリミット (角川文庫) (2010/02/25) 東野 圭吾 |
28歳、いまだ「使命」と思えるものは見出せない。
ただ“それ”は、早く見出せれば良いということでもないように思う。
10代で見つけられる人もいるだろうし、人生の最期に気付く人もいるだろう。
人生にはリミットがあって、それを見つけられる人自体が少ない。
あわよくば、そろそろ見出したい。と、思う。
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
それを見いだせればいいということでもない…私も同感。使命なくともいきている幸せ。酔っぱらいですごめん。