映画欠乏

6月……、え、6月?

やばい。もう2008年も半分が過ぎる。

何がやばいって、映画をまだ14本しか見ていない。
6ヶ月で14本……かつてないスローペース。

スローペースというよりも、もはやこれは危機的である。

映画を観る時間がなかなか取れないということはあるが、ふと時間が空いても映画を観る「気力」がないことが、危機的である。

※     ※     ※

横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」という小説を読んだ。

1985年の日航機墜落事故を描いたサスペンス小説。
未曾有の大事故と、それに直面した地元新聞社の記者たちの葛藤を、無闇に色づけせずに真摯に捉えており、とても面白かった。

昨今の流れに沿って、今夏、映画化される。

ベストセラー小説の映画化に対しては、常に「不安」はつきまとうものだが、主演の堤真一をはじめとしてキャスティングを見る限りでは、非常に楽しみに思ふ。

クライマーズ・ハイ クライマーズ・ハイ
(2003/08/21)
横山 秀夫

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