歓喜。なんだろう、この人の強さは。と、一人テレビの前で飛び跳ねた。
北島康介、100m平泳ぎ連覇。
自身の好調、最大のライバル選手の低迷、偉業の環境は整っていたとは言える。
が、それでも、五輪連覇というプロセスのハードルの高さは並大抵なものではない。
そういうことをやってのける素晴らしさ。偉大さ。ただスゴイ。
結果はもはや「圧倒的」ですらあった。
最大のライバルと目されていたブレンダン・ハンセンが今ひとつ伸び悩む中、ノルウェーの若手選手が2レース続けてオリンピックレコードを出し、突如として台頭してきた。
勢いに乗る新たなライバルを、寄せ付けなかった。
レース前には、自ら「決勝は世界記録勝負」となると断言し、言葉通り世界新記録での金メダル獲得。
これを「完璧」と言わずして何を言うのかということである。
いよいよ日本がノッてきた。
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