「バタフライ・エフェクト」

2005☆Brand new Movies

 

サスペンス映画は大好きで多々観てきたが、この映画ほど、“切なさ”に胸が締め付けられ、涙が溢れそうになった作品はないかもしれない。
予想をはるかに超えたストーリーの完成度の高さに驚嘆する。

自分の日記を読むことによって、過去へ時間を逆行し、数々の「後悔」を訂正していく主人公。このアイデア自体も斬新であるが、それよりも、物語としての完成度と整合性の高さが物凄い。
映画の導入部から、ラストに至るまでの富んだ起伏と、全編通してのバランスの良さは、今までの映画にないオリジナリティを持つほどの秀逸さだと思う。

終始“緊迫感”を保ちつつ、“恐怖”と“緊張”に満ちた謎を散りばめ、見事にそれを消化して見せ、さらに深い愛情による“切なさ”という感情を生む。なんというストーリーテリングだろう。スバラシイ。

映画のジャンル上、ストーリー詳細は控える。
少なくとも僕は、この年の瀬に、これほどまでに素晴らしいサスペンス映画を観ることができたことを幸運に思うと共に、今の今まで観ていなかったことを悔やんだ。

「バタフライ・エフェクト The Butterfly Effect」
2004年【米】
鑑賞環境:DVD
評価:9点

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