#モノクロ

2011☆Brand new Movies

「羅生門」

三船敏郎の豪快かつ虚無的な“馬鹿笑い”が脳裏に焼き付くようだった。彼をはじめとする、往年の日本人俳優の圧倒的な“エネルギー”を改めて感じる作品だった。黒澤明監督の「羅生門」という作品の存在は、当然ながら随分前から知っていた。海外でも殊更に評…more
2011☆Brand new Movies

「女の中にいる他人」

不倫中の情事の中、殺人を犯してしまった男。気弱な男は徐々に自責の念に耐えきれなくなり、自分が犯した罪の真相を妻に告白する……。何と言っても印象的だったのは、新珠三千代演じる"妻”の存在感と見栄えそのものが、物語が深まっていくにつれまったく様…more
2010☆Brand new Movies

「渚にて」

終末戦争の果て、確実に「滅亡」に突き進む顛末を描きながら、この映画では、爆弾が爆発するシーンも無ければ、人が絶命するシーンすらも無い。残された人間たちの、“最後の時”を迎えるまでの僅かな日々を、淡々と描き連ねる。「悲劇」に対する悲壮感も、安…more
2010☆Brand new Movies

「お熱いのがお好き」

アンジェリーナ・ジョリー、スカーレット・ヨハンソン……、今現在もハリウッドを彩るセクシーな女優たちは沢山いるけれど、“セックスシンボル”という呼称を聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、今尚「マリリン・モンロー」だと思う。彼女の映画をまともに観た…more
2010☆Brand new Movies

「情婦」

「情婦」という言葉の意味を、辞書で調べてみた。辞書によると、“男の情人である女”、“色女”とあり、あまり良い意味合いではない。アガサ・クリスティの原作の原題が「Witness for the Prosecution(検察側の証人)」であるこ…more
2010☆Brand new Movies

「アパートの鍵貸します」

主人公は大手保険会社のしがないサラリーマン。上役の不倫の場所として自らのアパートを提供し、出世の口利きをしてもらっているという設定は、少々強引だし、かと言ってそこにインパクトがあるかというと、そうでもない。ストーリーのプロット自体は、「安い…more
2009☆Brand new Movies

「飢餓海峡」

久しぶりに、古い日本映画の骨太なサスペンスが観たくなり、週末の深夜のレンタルショップで今作のDVDを手にとった。深夜の鑑賞で、183分という上映時間はさすがに長かった。物語の題材も想像よりもセンセーショナルなものではなく、どちらかというとあ…more
2008☆Brand new Movies

「バルカン超特急」

サスペンス映画好きのくせに、実はヒッチコック映画を観ていない。過去に見た作品は、「サイコ」と「北北西に進路を取れ!」くらいである。久しぶりに物凄く古い映画を観たくなって、70年前に製作された今作を手に取った。特急列車の中で突如姿を消した中年…more
2008☆Brand new Movies

「ルネッサンス」

モノクロームの「白と黒」というよりも、はっきりと「光と影」によって織りなされるスタイリッシュな映像世界に、先ず面食らう。アニメーションの新たな表現方法としての衝撃性は高く、元来こういうビビットな世界観は嫌いではないので、充分に惹き込まれた。…more
2007☆Brand new Movies

「ゼロの焦点」

北の薄暗い寒空の下、冷たく暗い海のように、深い感情が沈み込む。松本清張原作の「ゼロの焦点」は、思わずそんな文体を言い回したくなるような、文学の味わいが色濃く反映された奥深いサスペンス映画だった。結婚後わずか一週間での夫の失踪。新妻にとってま…more
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