#日本映画

2009☆Brand new Movies

「空気人形」

「人形に心が宿る」という設定に対して、勝手にファンタジックであたたかな映画を想像してしまっていた。これが是枝裕和の監督作品であるということを、忘れていたようだ。辛辣で生々しいテーマを独特のドキュメンタリー的手法で描き出してきた彼の作品が、そ…more
2009☆Brand new Movies

「クローズ ZERO Ⅱ」

原作「クローズ」の最大の魅力は、バラエティー豊かな“キャラクター性”だと思う。決して主人公の描写に注力するわけではなく、むしろ周囲の様々なキャラクターに確固たる人間性を持たせ、様々な視点から極限の不良世界を構築したことが、この漫画の最大の成…more
2009☆Brand new Movies

「スカイ・クロラ」

ブルーレイではじめてアニメ映画を観た。リアルで迫力のある映像世界は、もはや“アニメーション”という範疇に入れていいのかどうかすら疑問に思える。いやー満足した…………と言いたいところだけれど、結局到達した感想は、「相変わらずの押井ワールドです…more
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2009☆Brand new Movies

「ジャージの二人」

疲れ切ったお盆休み前の日。精神的な疲れを除きたい時にふさわしい映画だったと思う。暑さを避けて、山荘での日々をジャージで過ごす父子には、それぞれ悩むところがあって、“避けて”きたのは、本当は暑さではなく、人生の中で生じる疲弊感みたいなものなの…more
2009☆Brand new Movies

「サマーウォーズ」

ネット上の仮想世界が、現実世界のライフラインをも司るようになったごく近い未来社会。そんな中、田舎の“おばあちゃんち”に集まった家族一同が、結束して世界を救う。という話。“バーチャルリアリティ”の世界と、旧家の“おばあちゃんち”という相反する…more
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ! 「花とアリス」

土曜昼下がり、久しぶりに「花とアリス」を観た。先日、わけあってこの映画のサウンドトラックを買ったばかりだったので、無性に観たくなったわけ。端から分かっちゃいたことだけれど、「良い」という他ない。少女たちの人生はまだ始まったばかりで、映画の中…more
2009☆Brand new Movies

「歩いても 歩いても」

暑い夏の日、亡くなった長男を弔うために家族が集まる。どこにでもいる普通の家族の、何でもない一日。離れて暮らす家族が会する場というものは、実のところとても独特な空気を持っていると思う。いつも一緒に暮らしているわけではないので、実際問題各々のこ…more
2009☆Brand new Movies

「純喫茶磯辺」

本当の意味で“強い繋がり”がある人間関係というものは、時にもろくて、あやふやで、とても不安定なものだと思う。それは、そもそも人間自体の完成度が不安定で然るべきものだからだ。「純喫茶磯辺」というタイトル、主演は芸人の宮迫博之。いかにも“イロも…more
2009☆Brand new Movies

「フィッシュストーリー」

“フィッシュストーリー(fish story)”とは、「ほら話」という意味だということを、この映画を観て初めて知った。釣り人の“手柄話”から意味を成しているらしい。描かれる物語は、確かに荒唐無稽で決してリアリティなんてなくて、そのタイトルが…more
2009☆Brand new Movies

「重力ピエロ」

「映像化不可能」という文句は、もはや伊坂幸太郎の原作に対する常套句となりつつある。今作「重力ピエロ」も、類に漏れずその常套句が掲げられたが、そのニュアンスは他の作品とは少々異なるものだったと思う。「アヒルと鴨のコインロッカー」のような文体に…more
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