#ドラマ

スバラシネマReview

「クリード チャンプを継ぐ男」 “トントン拍子を打ち破る圧倒的ボクシング力”

名作「ロッキー」の新章として、各方面からの激賞を聞き及びつつも、気が付けば8年の歳月を経てようやく鑑賞。既に人気シリーズと化し、劇場では第三弾が公開されている状況。観れば間違いないんだから、観ればいい。にも関わらず、なかなか鑑賞に至れなかった最たる要因として、あまりにも容易にストーリー展開が想像できてしまうということがあった。
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スバラシネマex「舞いあがれ!」“男女6人航空学校物語が同じ世界線だったことを忘れがち”

長崎県の五島列島に行ったことはないけれど、この朝ドラの第一週を観て「ああ、五島列島に行ってみたい」と思ったし、半年後の最終週を観て改めて「ああ、やっぱり五島列島に行ってみたい」とちゃんと感じさせたこのドラマのあり方は正しかったと思う。
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「Winny」“事件は自分の目の前で繰り広げられていた”

ある時、TikTokのフィードに流れてきたショート動画で、「金子勇」という天才プログラマーの存在を知った。それは本当につい先日のことで、恥ずかしながら私はその時までこの人物のことをまるで知らなかったし、彼が生み出した「Winny」というソフトウェアがもたらした功罪を、まったく理解していなかった。
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「バビロン」“満ち溢れた映画愛が汚物にまみれて逆流する”

“映画史”そのものが混濁とした映像の渦となって映し出されるラストシーン。映画という表現の「革新」と「核心」を目の当たりにして、積年の感情が満ち溢れる主人公を大写しにしたラストカットで、スクリーンに映写された画面がぴたりと止まった。
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「イニシェリン島の精霊」“中高年が織りなすとても可笑しくて笑えない内戦”

「何だったのだろうか」という一言が、エンドロールが流れ始めた瞬間に大きな疑問符と共に脳裏を埋め尽くす。正直なところ、正確な理解は追いつかなかったし、良い映画だったのかどうかの判別すらも、その時点ではつかなかった。
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「THE GUILTY/ギルティ」“PCモニター+ヘッドフォン鑑賞推奨映画No.1”

鑑賞後、映画情報サイトで本作の詳細を確認したところ、“出演”の項目が主演俳優の表記のみで、残りのキャスト情報は“声の出演”になっていた。当然認識していたことではあったけれど、本作が極めてミニマムなキャスティングによるアイデアに溢れた密室サスペンスであったことを再確認した。
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「クライシス」“重要なテーマが上手く交錯しないトラフィック”

“オーバードーズ(Overdose)”というキーワードで伝えられる薬物中毒に関する事故や事件に対して、遠い国の生活環境や価値観が異なる人たちの中で起こることだと、認識が浅い自分のような者にとっては、本作が描き出そうと試みた「危機感」を正しく理解するために、時間と知識が必要だったと思う。
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「グッドフェローズ」“生まれた世界に抗うギャングたちの愚かさと虚しさ”

暴力と虚栄を振りかざして、傍若無人な人生を謳歌するギャング稼業の面々は、揃いも揃って狂人揃いであり、愚かしく、人間的に同調できる要素は皆無だ。ただ、その虚無的な人間模様が、まさに映画でしか味わうことが許されない情感と感触を生み出していることも事実。
2023☆Brand new Movies

「新・男はつらいよ」 “時代を越えて重なる馬鹿な男の人間性”

今年も正月は“寅さん”からスタート。元日の夜半、シリーズ4作目にしてしっかりと定番化したキャラクター描写とお決まりの喜劇が心地よく身にしみる。
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「罪の声」映画レビュー “不格好を似合わせる俳優力の物足りなさ”

昭和の大事件や未解決事件を題材、モチーフにした社会派サスペンス映画は好きだ。戦後の高度成長期を経て貧富の格差が大きくなるに連れ浮き彫りになる社会の病理と、それに伴って巻き起こった数々の大事件は、現代社会向けて警鐘を鳴らし続けていて、その歪がふとしたはずみで裂けて顕になっているように感じる。
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