スバラシネマReview

スバラシネマReview

「ハート・オブ・ストーン」 “「意外と面白い」がちょうどいい”

全編通して“二番煎じ”ではあったが、繰り広げられるアクションシーンの質は総じて高かったと思う。そして、何と言っても、我らが“ワンダーウーマン”が、相変わらず強く、美しい。
スバラシネマReview

「地球防衛軍」 “念願の劇場体験がもたらす感慨と後悔”

東宝特撮映画が大好きで、その第一人者である本多猪四郎監督の作品はほぼ観てきた。特技監督の円谷英二と組んだ数々の特撮映画作品は、時代を超えてクリエイティブの真髄を僕たちに見せてくれ、世界中のクリエイターたちに今なお影響を与えて続けている。
スバラシネマReview

「バービー」 “現代社会の浅はかな完璧主義をピンク色の狂気が笑い飛ばす”

小学6年生の娘はブルーやグリーンが好き。小学3年生の息子はピンクやイエローが好き。自分の好きな“色”に対して、子どもたちが違和感を持つことはないし、親の僕自身も好きな色を選べば良いと心から思うけれど、一方で、こうやって敢えて言葉にすること自体が、僕自身が古い価値観を抜け出しきれていない証明なのだろうとも思う。
スポンサーリンク
スバラシネマReview

「逆転のトライアングル」 “どす黒いユーモアが浮かび上がらせる闇”

とどのつまり、人間社会というものは、「格差」とそれに伴う「階層」を取り払うことなんてできない、ということを本作の終着点における虚無感は物語っている。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「もののけ姫」“生命の美しさに対する狂気的な執着と慈愛”

宮崎駿の最新作「君たちはどう生きるか」を様々な側面から感慨深く観終えて、何よりも強く感じたことは、彼が生み出してきた過去作に対するリスペクトの再確認と、今一度その作品群を観直していきたいという衝動だった。
スバラシネマReview

「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」 “稀代の映画馬鹿は、またも境界線の向こうに我が身を放り出す”

“Actor”とは文字通り“Action”を追求し表現し続ける“生き方”であることを、今年61歳になるハリウッドスターは、証明し続ける。稀代のスター俳優は、“演者”としてのボーダーラインをとうの昔に超えてしまい、本作では文字通り境界のその先に我が身を放り出している。
スバラシネマReview

スバラシネマex「殺しに来た男」 “無慈悲な初期から次に進めることが大切”

ある場所に迷い込んだ人間が、堂々巡りの時空間の中に放り込まれてしまい、永久に抜け出せなくなるという話は、媒体問わず様々なSF作品で描き出された題材で、本作もその一つと言える。
スバラシネマReview

スバラシネマex「見知らぬ我が子」 “そして二人きりになる”

岩井俊二が無名の映像作家時代に監督した深夜ドラマ用の短編作が何作か存在することは無論知っていた。流石に観る機会はないだろうと思っていたが、メルカリでふと「initial イニシャル~岩井俊二初期作品集~」なるBOXの存在があることを知り、衝動買いした。
スバラシネマReview

「君たちはどう生きるか」 “宮崎駿、想像と創造(夢と狂気)の終着点”

少し唐突な印象も残るくらいにあっさりと映画が終わった。その時点で、とてもじゃないが言語化はまだできておらず、一抹の戸惑いと、何かしらの感慨深さみたいなものが、感情と脳裏を行き交っている状態の中、少しぼんやりとエンドロールを眺め見ていた。
スバラシネマReview

「ザ・フラッシュ」“タイムパラドックスものの新たなる傑作”

エンターテイメントとしてのシンプルなエキサイティングさで言うならば、本作の娯楽性は、この2〜3年でトップクラスだ。クライマックスで映し出される“異様”なビジュアルの通り、まさに破綻し混濁したストーリーテリングを、あらゆる側面から申し分ないボリュームで描き出している。
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました