2013☆Brand new Movies

2013☆Brand new Movies

「風立ちぬ(2013)」<10点>

「狂おしい」エンドロールが流れ始めたとき先ず浮かんだフレーズはこれだった。ストーリーそのものは、とても古風でオーソドックスに見えるけれど、過去の宮崎駿作品のどれよりも、もっとも“狂おしい”までの感情に埋め尽くされた映画だと思った。正直なとこ…more
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「クラウド アトラス」<10点>

無数のクローン少女たちが、何も知らぬまま「死」への歩みを進める。その不穏さに溢れたシーンが、手塚治虫の「火の鳥」における人間の精神を受け継いだ万能ロボット“ロビタ”の“死の行進”と重なった人は多かろう。この奇妙で荘厳な映画を観終えてやはり何…more
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「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」<5点>

「ワイルド・スピード」シリーズは、大味で荒削りなアクション映画シリーズだが、もはやそういう安直な荒々しさが「味」になっており、結構好きである。ただし、このパート3だけは、何故だか日本が舞台で、主要キャラクターも殆ど登場せず、シリーズの時系列…more
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「レディ・イン・ザ・ウォーター」<6点>

ハリウッドきってのセレブ親子主演の最新作「アフター・アース」の日本版トレーラーにおいて、かつて一世を風靡したはずの「監督」の名前が一切表示されないことをあまりに不憫に思い、改めて“彼”の未見作品を見直してみることにした。“彼”とは勿論、M・…more
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「探偵はBARにいる」<4点>

観終わってみて、何よりも疑問に思ったことは、「なんでテレビドラマでやらなかったんだろう?」ということ。それは安易にこの作品の素材がテレビドラマレベルだと揶揄するわけではない。「表現」の方法として、映画との適合性、テレビドラマとの適合性を照ら…more
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「遊星からの物体X ファーストコンタクト」<3点>

ジョン・カーペンターの傑作「遊星からの物体X」の“前日譚”というコンセプトではあったけれど、実際のところはほとんど“リメイク”だったように思う。それくらい、ストーリー展開が酷似していて、あまりに目新しさが無かったことは否めない。前日譚と言う…more
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「ヴァンパイア」<8点>

「これはあなたの夢?」“ヴァンパイア”の、おそらくは最初の“献身者”となった女の最期の一言。この映画の主人公である“ヴァンパイア”の「彼」にとって、“血液を啜る”という行為の意味は、果たして何だったのだろうか。心の隙間を埋めるための一種の趣…more
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「エージェント・マロリー」<5点>

“素材”の魅力に惚れ込んだスティーヴン・ソダーバーグが、ハリウッドにおける自らの人脈を最大限に駆使してスタンドプレーで撮った、格闘家出身の主演女優ジーナ・カラーノのための“プロモーション・ムービー”のように見えた。どんな形であれ、この手の女…more
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「華麗なるギャツビー(2013)」<9点>

野望、欲望、羨望……言い方は様々だけれど、人間は誰しも大なり小なりの「望み」を抱えて生きている。「望み」がない人間なんているわけがない。もしそんな人がいたならば、それはもはや人間ではないとすら思う。そうであるならば、人間として何かを望み続け…more
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「夢売るふたり」<8点>

どこにでもいる普通の夫婦。そんな彼らの両の瞳の黒が、展開と共にじわじわと深まっていく。映画は、序盤コメディタッチで描かれるが、ふいに垣間見えるその瞳の深い黒色が、安易な笑いを拒絶するようだった。誰が見てもおしどり夫婦だった二人が、突然訪れた…more
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