2011☆Brand new Movies

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「アイアン・ジャイアント」

謎の巨大ロボットと少年との心の交流を描いたどストレートなアニメ映画だった。 新鮮味はなく、ありきたりと言ってしまえばその通りだけれど、王道的な映画世界を堂々と描き切った“巧い”映画だと思った。 ありふれたお話だが、まずストーリーの転じさせ方…more
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「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」

エンドロールまでしっかり観終わった後、ラストのライブシーンを繰り返して、主人公の女子高生が大きく息をついてからガッツポーズを決めるカットを二度観た。 その後も特典映像の劇場版予告編を見終わったまま、DVDをプレイヤーから取り出せないでいる。…more
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「SOMEWHERE」

父親を起こすエル・ファニングの愛らしさ。 ヘリコプターの爆音で伝わり切らない父親の謝罪。 痛いくらいに青く美しい空。 幸福な時間とそれに伴う虚無感。 想定外にストーリーに起伏がなく、映画スターだが自堕落な生活を送る父親と別れて暮らしている娘…more
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「ピラニア(ピラニア3D)」

ラストシーン、いや“ラストカット”を目にした瞬間、この映画は絶対的に低俗で馬鹿馬鹿しい“愛すべきB級モンスター映画”の一つとして、僕の脳裏に住みつくことと相成った。 今さら「ピラニア」なんてタイトルのモンスターパニック映画のパッケージを見た…more
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「トロン」

映画の善し悪し以前に、この時代にこの題材をチョイスし世界観を構築したマニアックさが凄い。 ビデオゲームがようやく市民権を得始めた時代に、その電脳世界に入り込んで、そこに存在する擬人化されたプロムラミングと攻防戦を繰り広げるという設定を当時一…more
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「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」

50歳手前のトム・クルーズが、とにかく走りまくり、飛びまくり、吹き飛ばされまくる映画だ。 この映画に対して「どういう映画だ?」と問われれば、こう答えたいと思う。 正直言って、彼のそのパフォーマンスだけでも「脱帽」だと言えるし、必ずしもトム・…more
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「トロン:レガシー」

てっきり1982年のオリジナル作品の“リメイク”だとばかり思って観終わってみれば、28年の年月を経た正統な「続編」だということを後から知った。 そうであればちゃんとオリジナル作品を観てからでないと真っ当な評価にならないんじゃないかと思い、そ…more
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「リトル・ランボーズ」

“なにか”に触れ、自分のその先の人生をかけるくらいに熱狂する。それは、すべての“男の子”に与えられた「権利」だ。 その熱狂が、たとえ盲目的で何かしらの弊害を生んだとしても、熱狂したその瞬間こそが彼らにとっての「宝物」であり、生きていく中でそ…more
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「塔の上のラプンツェル」

「ああ……テレビが小さ過ぎるな……」 目の前では、居なくなったプリンセスを憂いて無数の灯りが夜空に向けて上げられている。 自宅の32型の液晶テレビに映し出される、その美し過ぎるシーンを観ながら思った。 同時に、この映画を映画館で、そして3D…more
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「ファンタスティック Mr.FOX」

こういうストップモーションアニメやクレイアニメを決して安直に子供に媚びるわけではなく、真っ当な大人も観られるコメディ映画に仕上げられることが、アメリカという国の多様性を最も分かりやすく表していると思う。 ジョージ・クルーニーやメリル・ストリ…more
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