しばらくすると、太ももやふくらはぎがカユくなってきた。
たぶん、運動により毛細血管の血液流動が活性化したからだろう……。
と、適当なことを考えながら、朝一で海まで歩いた。
随分と健康的な土曜日の午前中である。
が、そうしなければならない理由がある。
明日は、1年ぶりの10㎞マラソンを走らなければならない……。
あの悪夢から早一年。
例によって社長の誘いによって半強制的に参加申込みをさせられた。
今年は当日に備えて、少しは走り込んでおかなければと考えてはいたが、結局何もせぬまま前日至る。
さすがに、同じ程度の道のりを歩くくらいはして体をほぐしておかなければと思い、海まで歩いたわけだ。
しかし、少しジョギングを挟んでみると、数百メートル走っただけで息が上がる始末……。
昨年ほどの「最悪の事態」にはならないと思いつつも、不安は大きく募る。
さらには、夕方くらいからとても体調が悪い。
単に午前中の疲れが出ているのならいいが、風邪をひきかけている気もする。
殊更に不安は募る。
なんとか体調だけはフラットな状態になることを願いつつ、早々に床に就く。
サタデーナイトの21時台に布団に入ったのは、一体いつぶりだろうか?
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