NHKの大河ドラマ「龍馬伝」を放送開始からずっと観ている。
大河ドラマは一年がかりの放送なので、基本的に録画鑑賞とはいえ、観続けるのには中々根気がいるものだが、
面白いドラマなので、録り溜まることなくスムーズに毎週観ている。
面白いもので、毎週毎週観続けるうちに、あらゆる意味で“フィット”してくる。
それはそれぞれの俳優の役に対するフィット感であったり、役柄同士のフィット感だったり。
最近感じることは、自分自身の生活の中においてもフィットしてくる感覚だ。
それまで特別に好んでいたわけではない俳優たちが、物凄く身近な存在に思えてくる。
もはや僕の中では、坂本龍馬は福山雅治だし、高杉晋作は伊勢谷友介だし、おりょうは真木よう子だ。
彼ら以外ではイメージが合わなくなってきている。
もちろんそれは、好きずきの問題になのだが、
一年間という長いルーティーンは、視聴者の日常自体に食い込んでくる。
それを実現出来る、NHKの大河ドラマの力量は、やはりある部分においては唯一無二だと思う。
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