少し前、ラヂオを聞いていると、
「~してほしい」というテーマの投稿で、
「『不幸』という言葉を世界から無くして欲しい」
という投稿があった。
そのいかにも、真っ当で美しいことを言ってますというような“錯覚”に、少々憤りを覚えた。
「不幸」という言葉が無くなるということは、
「幸福」という言葉が無くなるということと、同意だと思う。
不幸という概念があるから、その対称として幸福という概念がある。
何事においてもそうだと思う。
最低があるから、最高がある。
闇があるから、光がある。
一方だけを、安易に否定したり、肯定したりすることは、とても危険だと思う。
もちろん、不幸でないことに越したことはないし、幸福になりたいと思う。
すべての最良の結果は、どんな場合でも、最悪の元に成り立っているということを、忘れてはならないと思う。
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