「妙に変だな〜」とうつつの中で感じた。
何秒か、何十秒か、何分か、何だかおかしいなと、夢うつつのまま。
午前2時過ぎの震度5強の地震は、地元愛媛県においてはめずらしく、
当然そこに住んでいる僕たちには耐性が無い。
だからそれが「地震だ」と気付くまでに想像以上に長い時間がかかる。
グラグラと揺れ続ける状態にようやくそれと気づき、
耳に差したままで眠ったiPhoneのイヤフォンからは、
緊急地震速報の「地震です」というアナウンスが繰り返されていた。
慌てて起きて、寝ぼけた恐怖を感じつつ、
思わず傍らに眠る愛妻と愛娘を覆い隠すようにした。
それからすぐに揺れはおさまり、
安心感は感じつつも特に危機感は覚えぬまま、トイレに行ってすぐに眠った。
何事もなくて良かったが、
何事もないうちに備えとかなければならないということは改めて思った。
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