タイガー・ウッズ

数年前までとんと興味もなかったのだが。

「ゴルフ」というスポーツは観ていてとても面白い。

特にメジャートーナメントと言われる世界のトップ・オブ・トップでのこのスポーツの繊細さとシビアさには、他のスポーツには無い静的で圧倒的な迫力がある。

昨日まで開催されていた全英オープンは、王者タイガー・ウッズが世界№1プレイヤーらしいプレーで他を圧倒して優勝した。

タイガー・ウッズといえば、先月の全米オープンでは実父を亡くした精神的ショックから、メジャー初の予選落ちを喫したばかりである。それからわずか一ヶ月余り、その精神的ダメージを払拭し、見事亡き父に捧げる優勝を飾ったのである。

これは、こうやって容易に言葉にできるほど簡単なことではない。

全英オープンが開催されるコース(毎年開催コースは変わるが)は、例に漏れず、強い海風、深堀のバンカー、粗く高く茂るラフとブッシュに悩ませられる超難コース揃いである。

そこで「勝利」するには、高い技術力以上に、絶対的な精神力の強さが不可欠であり、一寸の迷いも許されない。

「父親を亡くした」という精神状況の中で打ち勝つには、あまりに障壁の高い場所なのだ。

そういう場で、ほぼ独走状態で世界のトップに立つということは、本当に凄くて、素晴らしいことだと思う。

今年の全英オープンは、タイガー・ウッズという30歳のゴルファーが、これからも長きに渡って世界のトップ・オブ・トップに君臨し続けるということを、強く明確に示した大会だったと思う。

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