というわけで大阪に来たわけだが、宝塚市に来たならどうしても行かなければならないところが一つあった。
それは……『手塚治虫記念館』である。
何を隠そう手塚治虫は、僕が「尊敬する人物」の筆頭であり、彼の作品に与えられた影響は計り知れないところがある。
ならばもっと早くに行っとけよ(1994年開館)という話だが、大阪には行くもののなかなか機会がなかった。まあ宝塚市で育ち、宝塚歌劇を愛した手塚氏の記念館に、宝塚観劇直後に訪れるというのも「通」なことであり、良しとしよう。
まずは、エントランス前にて巨大“火の鳥”象に迎えられ興奮。
館内は、手塚治虫の漫画を読み続けてきた者にとってはたまらない内容だった。
愛すべきキャラクターたちに彩られながら、氏の生い立ち、影響を与えたモロモロの展示、そして“貴重すぎる!”山のような原画の展示。
すべての作品の扉絵の原画をズラッと展示しているコーナーがあり、その一つ一つに対しよだれが出そうだった。一枚でいいからくれないかな~とマジで思った。
作品自体をほとんど読んでいるから尚更そう思うのだろうけど、一枚の扉絵から溢れ出るセンスがやっぱ物凄いわけだ。
その一枚だけでも、相当アーティスティックだし、充分にドラマティックなのである。
やっぱり、手塚治虫は「漫画の神様」だ。今更ながらつくづくそう思う次第。

<原画の展示>

<短編「処刑は3時におわった」の扉絵>

<初版本の展示>

<エントランス天井のステンドグラス>

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