「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」

2011☆Brand new Movies

 

映画館でこの映画を観終わって、6時間が経った。
はっきり言って、もうすでにストーリー展開に関しては忘却が始まっている。と言うよりも、鑑賞直後においても、ストーリーに対する印象はほとんど皆無だったと言っても過言ではない。

ただし、その“内容の無さ”が、このブロックバスター映画シリーズにおいては、もはや「醍醐味」だと言いたい。

馬鹿馬鹿しい程に製作費と労力をかけたであろう映像世界は、圧倒的な迫力による“興奮”を通り越して、その目まぐるしさに対してもう何が凄いのかも分からなくなってきて、笑うしかなくなってくる。
第一作目からそのポイントは変わっていないが、ハリウッドを代表する大人たちが繰り広げる「空想の具現化」は、一応の「最終作」と銘打たれた3作目にしていよいよ歯止めがきかなくなっている。

コンピューターグラッフィクスの精巧さ評する隙もなく、映し出されるスペクタクルは、一体何がどうなっているのかも一目では判別がつかず、ただただ圧倒され、唖然とするしかなくなっていることに気付く。

「内容の無い大味な映画」とこき下ろすことはあまりに安直だ。
目の前で繰り広げられている映画世界は、もはや人類の英知の極みだと言って良いと思う。
その後で、映画として好きなのか嫌いなのか、その判断だけすればいい。

内容なんて明日になればすっかり忘れているのかもしれないが、映画館の中で食い入った2時間半だけが「面白かった」のならば、それ以上何も求めない。これはそういう映画だ。

そしてそのスタンスは正しい。

 

「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン Transformers: Dark of the Moon」
2011年【米】
鑑賞環境:映画館(2D)
評価:8点

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