“ジャイアントキリング”(番狂わせの大物食い)は、主にサッカーの試合において使われる言い回しだけれど、
もちろん他競技においても生まれるだろうし、競技に関わらず、やはりその様は面白い!
卓球の日本選手権、昨日は“愛ちゃん”こと福原愛が悲願の日本一を達成し、
しかもその決勝の相手が昨年の覇者で、ダブルスではペアを組む石川佳純だったものだから、
卓球ファンならずとも大いに盛り上がった。
しかし、その興奮を大いに超える試合が、今日の男子シングルス決勝で繰り広げられた。
大会5連覇中の絶対王者水谷隼が、高校三年生の新鋭吉村真晴に敗れた。
まさに“ジャイアントキリング”だ。
準決勝までの相変わらずの圧勝ぶりを見る限り、水谷の6連覇は間違いないと思ったところでのまさかの大番狂わせは、
衝撃とともに改めて卓球の面白さ、そしてスポーツの面白さを目の当たりにさせてくれた。
吉村の会心の笑顔の奥で、沈み込む水谷の姿が印象的だった。
「負けた事があるということがいつか大きな財産になる」
と、山王の堂本監督(スラムダンク)ではないが、
水谷隼が絶対的な日本のエースであることは揺るがないわけで、
この敗北が7月に控えるオリンピックでの勝利の礎になることを大いに期待したい。
いやー、二日続けて、面白い卓球を見せてもらった。


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