少々遅くなったが、ワールドカップを振り返る。
決勝戦は、社員旅行の日程と重なってしまった。
ただそれでも決勝戦はLIVEで観なきゃ駄目だろうと、
前夜は午前1時過ぎ就寝だったにも関わらず、
同部屋の後輩と共に、午前4時に起床して観戦。
どちらかというとアルゼンチンを応援していたが、
そんなことどうだってよくなるくらいのファイナルに相応しい接戦だったと思う。
粘るアルゼンチンを振り切り、PK戦に持ち込ませずに勝ち切ったドイツは、
「勝者」に相応しい強さを大会を通して見せつけてくれたと思う。

僕自身がまともにワールドカップを見始めて6大会目になると思うが、
今大会は、過去最高のワールドカップと言って良いと思う。
どの試合もことごとく面白かった。
日本がグループリーグで敗退してしまったことは至極残念だったけれど、
全体的なレベルの高さを見せつけられるにつれ、
敗退は必然的だったと思えるし、むしろ清々しささえ覚えた。
そして、日本が進むべき道程はまだまだ長く険しいことには、
厳しさと同時に、喜びを感じた。
王国の悲劇、前回優勝国の屈辱、スーパースターの苦悩……
サッカーの興奮と共に、恐ろしさを感じた大会でもあった。
ただ、あれも、これも、すべて「サッカー」なのだと思う。
また4年後の大舞台に向けて、
シュート、そして幸運を。
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