そんなこと言ったって

ものすごい脱力感を覚えるどころか、それを通り越して、カラ元気になるしかないほど、寒かった。

髪を染めて、気分が明るくなった。なにか自分に対する自信に似た元気が生まれたような気がする。

「コインロッカーベイビーズ」(村上龍著)を読んだ。

キクとハシ、どちらが主役だろう?どちらともと言ってしまえばそれまでだが、どちらかという気がする。

物語全体の「動」を表しているのは、キクである。

物語全体の「精神」を表しているのは、ハシである。

うむ。やはり二人で一人。“コインロッカーベイビーズ”が主役であろう。

この話はSFだと前説にあったが、一体どこがSFなんだろう。

思い切り現代の人間の物語だと思うのだけれど。

人を好きになるというか、愛するという点で、自分の人生は、今のところ大きく欠如されているような感がある。

よく考えて、いろいろ考えても、やはり僕が好きなのは。

「どうだろうか」と思うけど、どう考えてもってやつだ。

「ああ。きついなあ」もっと時間と余裕があれば。

「でも」それは単なる言い訳にすぎないよ。

「そんなこと言ったって」

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