#歴史・史劇

2015☆Brand new Movies

「日本のいちばん長い日(2015)」<7点>

“彼ら”は、あの大戦中、何を信じていたのか、そして何を信じさせられていたのか。あの日、あの時、この国の上層に座位していた幾人かによる喧々諤々の日々のその同日に、一体何万人の人々が命を落とし続けていたのか。そう考えると、この作品で描かれるドラ…more
2015☆Brand new Movies

「激動の昭和史 沖縄決戦」<10点>

“沖縄軍の戦死者10万”“沖縄県民の死者15万”太平洋戦争末期、「沖縄」という地で失われた命の数がラストのシークエンスで大写しにされる。その膨大な数が表す通り、この映画は最初から最後まで延々と、愚かさと絶望の中で続いた「死」を容赦なく映し出…more
2015☆Brand new Movies

「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」<7点>

劇中、“二つの棺”が運ばれていくシーンが、序盤と終盤に対比的に描かれる。一つは、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの棺。そしてもう一つは、“JFK”暗殺の実行犯とされたリー・ハーヴェイ・オズワルドの棺だ。両者の棺を運ぶ者の心情…more
スポンサーリンク
2015☆Brand new Movies

「300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~」<7点>

“インパクト”のみで勝負し、娯楽映画として見事に勝利してみせた「300<スリーハンドレッド>」から早8年。8年越しの続編は、物語の時間軸的にはほぼ同時進行の「番外編」という立ち位置だった。スパルタ王レオニダスの死闘の裏では、また別の死闘が繰…more
2014☆Brand new Movies

「ノア 約束の舟」<7点>

「レスラー」「ブラック・スワン」で人間の心の普遍的な脆さと闇を立て続けに描きつけたダーレン・アロノフスキーの最新作が、“ノアの箱船”だと聞いた時は、とても怪訝に思ったことは否めない。ある意味、スペクタクル映画とは最も縁遠い人材だと思えたから…more
2014☆Brand new Movies

「清須会議」<5点>

ここ数年の“彼”の作品に対しては殆どすべてに共通して感じることだが、この小心者の劇作家は忙し過ぎるのだ。数年前に原作小説が書店に並んだ時の期待感はよく覚えている。三谷幸喜が描く時代劇、それも“会議もの”。「12人の優しい日本人」をはじめ、“…more
2014☆Brand new Movies

「終戦のエンペラー」<7点>

69回目の終戦記念日に、この映画を観たことには、意味があったと思える。つくづく思うことは、やはりこの国の人々は、自国での「戦争」のことを知らな過ぎるんではないかということだ。知らないというよりも、目を背け続けていると言う方が正しいかもしれな…more
2014☆Brand new Movies

「それでも夜は明ける」<9点>

最終盤、この映画は数十秒間の不思議な長回しを映し出す。主人公が、悲しみとも喜びともつかない表情を浮かべ、それが微妙に変化する様を延々と映し続ける。その表情が何を表していたのか、明確にはならない。しかし、強烈に惹き付けられ、次第に彼と二人っき…more
2013☆Brand new Movies

「リンカーン」<9点>

運命の投票が行われている議会の喧騒をよそに、“彼”は我が子を懐に抱え一緒に昆虫図鑑を読んでいる。端から見ると、気が気でない心情を紛らわしているようにも見えるけれど、きっとその時彼は、本当に息子と図鑑の中の虫たちのことしか頭になかったと思う。…more
2013☆Brand new Movies

「ジャンゴ 繋がれざる者」<10点>

燃え盛る巨大な炎をバックに黒い肌の英雄(ヒーロー)がニカッと笑う。そこには、ありとあらゆる葛藤を超えた映画的カタルシスが満ち溢れ、「ああ僕は“映画”を観たのだ」という真っ当な満足感に包み込まれた。この映画を評するにあたり、正直、何をまずピッ…more
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました