#ドラマ

2016☆Brand new Movies

「キャロル」<10点>

許されない恋に没入していく二人の女性が、強烈に惹かれ合い、惑い、激しく揺れ動く。惹かれ合うほどに、喪失と決別を繰り返す二人がついに辿り着く真の「恍惚」。ラスト、大女優の甘美な微笑は、この映画を彩る悦びも哀しみも、美しさも醜さすらも、その総て…more
2016☆Brand new Movies

「スポットライト 世紀のスクープ」<8点>

「カトリック教会神父の6%が子どもに性的いたずらをしている」という衝撃的な事実が作中で明らかになり、追求される。その時点で、この映画が描く問題の本質は、一部の“糞神父”の存在を明らかにすることではなく、長い長い時間に渡ってそういった輩を生み…more
2016☆Brand new Movies

「ルーム」<8点>

誘拐、劣悪で非道な監禁下での妊娠、出産、育児。そして解放。母親にとっては7年、「部屋」で生まれた子にとっては5年、あまりにも理不尽な暴力によって強制的に「世界」と隔てられたこの膨大な時間は、二人から「何」を奪ったのか。そして、その中で、二人…more
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2016☆Brand new Movies

「インビクタス/負けざる者たち」<7点>

「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもの。歴史上におけるトピックスと成り得る出来事は、往々にして、「創作」における「遠慮」を容易に飛び越えていく。もしこの映画のストーリー展開が、完全なる創作だったとしたならば、「なんて安直で都合のいいス…more
2016☆Brand new Movies

「ビフォア・ミッドナイト」<10点>

今年、35歳、結婚7年目、二児の父親。紛れも無い「18年」という時間の中で、奇跡のように美しい“出会い”と“再会”を経て、ともに人生を歩んできた男女の様を描いた本作を観て、言うまでもなく、身につまされ、“辛辣な時間”を耐え忍んだことは確かだ…more
2016☆Brand new Movies

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」<7点>

ストーリーは非常にオーソドックス。王道的ではあるが、ひねりがないと言われれば否定は出来ない。最近のコメディ映画としては珍しいくらいに、登場人物たちが揃いも揃って基本的には”いいやつ”であることも、“ど真ん中”過ぎて逆に戸惑うくらいだ。映画と…more
2016☆Brand new Movies

「リップヴァンウィンクルの花嫁」<10点>

“夢現(ゆめうつつ)”。映画が終わった劇場の座席でしばしぼんやりとしながら、その言葉が頭に浮かんだ。“ひとり”では、決して、抱えきれない痛みと、抱えきれない愛おしさ。どこまでも切なくて、どこまでも残酷な映画だった。白昼夢のようでもあり、悪夢…more
2016☆Brand new Movies

「リリーのすべて」<9点>

原題は「The Danish Girl」、直訳すれば“デンマークの女の子”。当然、主人公である“リリー”という「女性」を指しているだろう。また、“リリー”に最期まで連れ添った「妻」のことも指しているだろう。ただそれならば、“Girl”ではな…more
2016☆Brand new Movies

「スティーブ・ジョブズ(2015)」<10点>

まだ何もアップルの製品を手にしたことがなかった頃、デジタルオーディオプレーヤーを購入するために家電量販店に赴いた。連続再生時間など機能面に優れた国内メーカーの商品を購入するつもりだったけれど、ふと目にして手に取ったiPodのデザインに虜にな…more
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ! 「エターナル・サンシャイン」

奇妙で切ない究極のラブストーリー「エターナル・サンシャイン」。この“おかしな”映画は、さりげなく大胆に映画自体の可能性をひょいっと広げ、「愛」ってものはこんなにも滑稽で、だからこそこんなにも美しいんだよってことを、観る者の“脳ミソ”に直接訴…more
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