奇妙で切ない究極のラブストーリー「エターナル・サンシャイン」。
この“おかしな”映画は、
さりげなく大胆に映画自体の可能性をひょいっと広げ、
「愛」ってものはこんなにも滑稽で、だからこそこんなにも美しいんだよってことを、
観る者の“脳ミソ”に直接訴えてくる。
「過ごした時間が無駄だった。彼女とは心が通じない」
からの、
「O.K.(いいさ)」
自分自身が発したその言葉さえ、翻意する。
人間とはおかしなものだ。
12年間不動の“オールタイム・ベスト”。
まさに30年に1本の大傑作。
「エターナル・サンシャイン ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND」
2004年【米】
鑑賞環境:DVD(字幕)
評価:10点(→)
コメント