#ドラマ

2015☆Brand new Movies

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」<9点>

「あなたが普通じゃないから、世界はこんなにも素晴らしい」勿論それは映画上で脚色された台詞だろうけれど、たとえそうであったとしても、この映画とこの台詞により、アラン・チューリングという不遇の天才数学者の魂は幾ばくか救われたのではないか。せめて…more
2015☆Brand new Movies

「フューリー」<7点>

朝が来る。朽ち果てた戦車と、そこで闘い果てた屍を越えて、兵たちは歩を進める。まるで何もなかったかのような俯瞰で、残骸となった戦車を一つ残し、一つのストーリーが終わる。「戦争」という、繰り返される人間の愚かな歴史の中で、同様のシーンが一体、幾…more
2015☆Brand new Movies

「ビフォア・サンセット」<9点>

イーサン・ホークの眉間に刻まれた“シワ”が、9年という時の流れをあまりに雄弁に物語る。「時間」を自由に操作できることは、映画という表現方法ならではのマジックであるはずだが、それを排し、実際に9年の時を刻んで描き出すことによるまた別のマジック…more
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2015☆Brand new Movies

「恋人までの距離(ディスタンス)」<9点>

この映画を観た誰しもは、“美しすぎる一夜”は、美しいままの「思い出」にすべきだと、考えることだろう。この映画の主人公の男女も、ちゃんとした“大人”なので、一時の“甘美”に溺れることなく、「朝」の訪れとともにちゃんと一旦断ち切って、それぞれの…more
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ! 「ブラック・レイン」

劇中、タイトルである「Black Rain」というキーワードを台詞の中で発する人物が、「若山富三郎」であるということに今回の再鑑賞で初めて気付いて、自分自身がこの名作を“ちゃんと”観られていなかったということと、リドリー・スコットは流石に「…more
2015☆Brand new Movies

「FRANK -フランク-」<6点>

才能の誕生も精神の喪失も、その発端に必ずしも明確な理由や環境があるわけではないと思う。誰しも、自分自身の才能に期待し、模索し、絶望した経験が少なからずあるだろう。凡庸で薄っぺらな主人公が、一人の天才と出会ってしまったことで、求めたもの、失っ…more
2015☆Brand new Movies

「日本のいちばん長い日(2015)」<7点>

“彼ら”は、あの大戦中、何を信じていたのか、そして何を信じさせられていたのか。あの日、あの時、この国の上層に座位していた幾人かによる喧々諤々の日々のその同日に、一体何万人の人々が命を落とし続けていたのか。そう考えると、この作品で描かれるドラ…more
2015☆Brand new Movies

「永遠の0」<8点>

「私たちだけが特別なのではない」映画のラスト、夏八木勲演じる主人公の祖父が秘めた真実を語り終えた後にそう付け加える。特攻の美化だ、右傾化だなんだと、原作者の人間性も手伝って賛否の激しい作品であるが、結局この物語が最も伝えてくることは、その夏…more
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「激動の昭和史 沖縄決戦」<10点>

“沖縄軍の戦死者10万”“沖縄県民の死者15万”太平洋戦争末期、「沖縄」という地で失われた命の数がラストのシークエンスで大写しにされる。その膨大な数が表す通り、この映画は最初から最後まで延々と、愚かさと絶望の中で続いた「死」を容赦なく映し出…more
2015☆Brand new Movies

「WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~」<7点>

神々しく、雄々しい、“あるもの”に見立てた巨木が、“あるもの”に見立てた的めがけて突っ込むという「奇祭」の様を描いたクライマックス。これほどまであからさまで、大々的な“下ネタ”を、堂々と映画のクライマックスで映し出す映画もあるようでなかなか…more
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