スバラシネマReview

2008☆Brand new Movies

「地球の静止する日(1951)」

半世紀以上前の映画に対し、映像や美術が「稚拙だ」などと言うことは大きくお門違いで、賞賛すべきは、この時代における「SF」に対する真摯な描き出し方であり、映画史における革新性だと思う。遠い宇宙からやってきた宇宙人、彼の目的は「退廃」へと突き進…more
2008☆Brand new Movies

「地球が静止する日(2008)」

止まることを知らないリメイクブーム。過去の素晴らしい映画を、最新の映像技術と、キャストでリメイクするということ自体には、意味があると思うし、映画ファンとして期待する部分も大きい。ただ、リメイクする以上は、オリジナルを超越しろとまでは言わない…more
2008☆Brand new Movies

「ハッピーフライト」

この映画を10年前に観ていたなら、航空業界への就職を目指していたかもしれない。国際線の機上と大空港の各部署で、それぞれに巻き起こるドラマ。同監督の「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」のようなコメディ路線を想像していたけど、意外にも…more
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2008☆Brand new Movies

「ミスト」

世の中には数多の映画がある。その中の一つのタイプとして確実に存在する「胸糞の悪い映画」。最初に断言すると、この映画、間違いなく“胸糞悪い”。これほど悪趣味な映画は久しぶりだ。フランク・ダラボンという監督が、この映画で伝えようとしたテーマ性は…more
2008☆Brand new Movies

「レッドクリフ Part1」

ジョン・ウーによる「三国志」の完全映画化。トニー・レオン、金城武というアジアきっての世界的映画スターのそろい踏みは、エンターテイメント作品としてやはり魅力的である。ただ、ここ数年のジョン・ウー作品にはあまり“当たり”がない。実のところ、「フ…more
2008☆Brand new Movies

「彼が二度愛したS」

サスペンス映画が好きである。鑑賞者の思惑を大いに覆すストーリーに惹かれるものだ。が、今作の場合は、ストーリーに驚くべき起伏があるわけではない。もちろん、ただ平坦なだけではサスペンス映画として成立しないので、程よい緊張感と“二転”くらいのエス…more
2008☆Brand new Movies

「ペルセポリス」

混沌のイラン。自由なき国で自由を求め、健気に懸命に生きていく少女の青春時代を味わい深いアニメーションで描き出した独特な映画だった。イランという国の包み隠さぬ“実情”を知る日本人なんて、ほんとはほとんどいない。報道などで伝えられる情報など、ほ…more
2008☆Brand new Movies

「アイム・ノット・ゼア」

ボブ・ディランというアメリカを、現代を、代表するアーティストの様々な存在性を、人種、性別を越えた6人の俳優が演じるという、奇抜な伝記的映画だった。正直、ボブ・ディラン自体のことをよく知っているか、知っていないかでは、この映画の“面白味”には…more
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「イーグル・アイ」

何やら意味深な予告編だけでは、今ひとつストーリーのテイストが分からなかった本作だった。が、観て納得。これは予備知識を入れずにフラットな状態で観るほど楽しめる映画だと思う。そういうわけで、ストーリーの詳細は避けたいと思うが、言うなれば物語の本…more
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「容疑者Xの献身」

この映画は、「容疑者Xの献身」というベストセラー小説の映画化に対し、「どうすれば面白い映画になるか」、そして「どうすれば売れる映画になるか」ということを、真剣に考えた製作サイドの完璧な“企画勝ち”だと思う。原作でそうであるように、この物語の…more
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