Takeru Shiraishi

スバラシネマReview

おヒサシネマ!「ポリス・ストーリー3」“一人の女優が歩んだドラマティックな世界線”

個人的に特に衝撃的で感慨深かったのは、主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーだろう。このアジア人女優のファンで、彼女の出演映画をいくつも観てきた者としても、それは驚きであり、こんな“世界線”が存在してそれを目の当たりにしたことに多幸感すら覚えた。
スバラシネマReview

「Winny」“事件は自分の目の前で繰り広げられていた”

ある時、TikTokのフィードに流れてきたショート動画で、「金子勇」という天才プログラマーの存在を知った。それは本当につい先日のことで、恥ずかしながら私はその時までこの人物のことをまるで知らなかったし、彼が生み出した「Winny」というソフトウェアがもたらした功罪を、まったく理解していなかった。
スバラシネマReview

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」“マルチバースより、パラレルワールドの方がしっくりくる”

評判に違わず、なかなか“トンデモナイ”映画だった。“あなた”を理解したいのにすべてが混沌として理解不能。これは全世界、いや全宇宙すべての母娘と夫婦と家族と隣人、そして「私」自身の物語。
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スバラシネマReview

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」“この小さき者はいつだって痛快に風穴を開ける”

正直なところ「大満足」というレベルの作品ではないけれど、“フェーズ5”の入り口として重要な情報が多い作品であったし、何よりもやっぱり“アントマン&ワスプ”というヒーローカップルの活躍は痛快だった。
スバラシネマReview

「バビロン」“満ち溢れた映画愛が汚物にまみれて逆流する”

“映画史”そのものが混濁とした映像の渦となって映し出されるラストシーン。映画という表現の「革新」と「核心」を目の当たりにして、積年の感情が満ち溢れる主人公を大写しにしたラストカットで、スクリーンに映写された画面がぴたりと止まった。
2023☆Brand new Movies

「犯罪都市」“張り手一発の説得力とエンターテイメント”

“張り手”一つで傍若無人なヤクザどもを制圧するという説得力。こんな刑事を演じられるのは、世界を見てもマ・ドンソクしかいないだろう。
スバラシネマReview

おヒサシネマ!「アベンジャーズ/エンドゲーム」“「Avengers Assemble !」を観るために何度だって観る”

YouTubeやTikTokで、「Avengers Assemble !」のシーン切り取り動画が度々流れてくるので、居ても立っても居られないなって幾度目かの再鑑賞。
スバラシネマReview

「トムとジェリー」“世紀を超えて、仲良くケンカしな♪”

言葉がわからなくとも、言語がわからなくとも、映し出されるコメディがただただひたすらに面白い。それが、このアニメが世紀を越えて愛され続ける要因であることは明らかで、僕も子どもたちも、破茶滅茶で愛くるしいネコのネズミの狂騒劇に大笑いし続けてきた。
2023☆Brand new Movies

「イニシェリン島の精霊」“中高年が織りなすとても可笑しくて笑えない内戦”

「何だったのだろうか」という一言が、エンドロールが流れ始めた瞬間に大きな疑問符と共に脳裏を埋め尽くす。正直なところ、正確な理解は追いつかなかったし、良い映画だったのかどうかの判別すらも、その時点ではつかなかった。
スバラシネマReview

「THE GUILTY/ギルティ」“PCモニター+ヘッドフォン鑑賞推奨映画No.1”

鑑賞後、映画情報サイトで本作の詳細を確認したところ、“出演”の項目が主演俳優の表記のみで、残りのキャスト情報は“声の出演”になっていた。当然認識していたことではあったけれど、本作が極めてミニマムなキャスティングによるアイデアに溢れた密室サスペンスであったことを再確認した。
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