おヒサシネマ!「ポリス・ストーリー3」“一人の女優が歩んだドラマティックな世界線”

スバラシネマReview

評価:  8点

Story

東南アジアの麻薬シンジゲートを牛耳る大物マフィア、チャイバ逮捕のため、香港警察と中国人民武装警察部隊が手を組んで捜査に乗り出す。 Wikipediaより

 

Review

今年のアカデミー賞(米国)は、80年代〜90年代生まれの映画ファンにとって、ことさらにエキサイティングだった。特に俳優賞を獲得した4人の俳優たちは、みな僕自身が子どもの頃から何度も観た娯楽映画で印象的な存在感を放ちつつ、その後様々な苦労を重ねながら演じ続けてきた人たちで、彼らが様々な人生模様を経て栄誉を勝ち取った様は、とても胸熱だった。

その中でも、個人的に特に衝撃的で感慨深かったのは、主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーだろう。このアジア人女優のファンで、彼女の出演映画をいくつも観てきた者としても、それは驚きであり、こんな“世界線”が存在してそれを目の当たりにしたことに多幸感すら覚えた。

ミシェル・ヨーの出演作で、僕にとって唯一無二な作品は、この「ポリス・ストーリー3」なので、早速数年ぶりの再鑑賞に至った。

1992年の本作を、最初に観たのがレンタルビデオだったか、テレビ放映だったか忘れてしまったが、とにかく僕は本作も何度も観ている。ジャッキー・チェン映画としても、個人的にはNo.1の作品だと言っていい。

再鑑賞して改めて痛感したのは、ミシェル・ヨーがジャッキー並に自らスタントをこなし体を張っているという事実。ジャッキー映画お決まりのエンドロールでのNGシーンを見て、そのアグレッシブさに思わず唖然としてしまった。
クライマックスシーンの一つ、走行中の列車にバイクで飛び乗るというアクションシーンを自ら演じている様は圧巻だ。
かつて過去作でこれほどのスタントシーンをこなしてきたアカデミー賞女優がいただろうか。いやいまい。

1992年時点では映画女優としてはまだまだ駆け出しであったこのマレーシア出身の女優が、30年間に渡ってひたすらにキャリアを積み重ね、彼女自身が歩んだ世界線を体現するようなエキサイティングな作品で、最高賞に到達したことは、やはりドラマティックだなと思う。

 

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」“マルチバースより、パラレルワールドの方がしっくりくる”
評判に違わず、なかなか“トンデモナイ”映画だった。“あなた”を理解したいのにすべてが混沌として理解不能。これは全世界、いや全宇宙すべての母娘と夫婦と家族と隣人、そして「私」自身の物語。

 

Information

タイトルポリス・ストーリー3 警察故事Ⅲ: 超級警察
製作年1992年
製作国香港
監督
脚本
撮影
出演
鑑賞環境インターネット(U-NEXT・吹替)
評価8点

 

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画像引用:https://www.filmlinc.org/films/police-story-3-supercop/

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