夫婦揃って愛読してきた「にこたま」の最終巻が、Amazonから届いた。
人生は「選択」の連続。
もちろん、いつも「正解」の選択肢を選び取れるわけも無く、いろいろ苦労もする。
そもそも、人生の選択に正解なんてないのかもしれない。
そこにあるのは、一つの「結果」と、その先も続く人生のみ。
どうこうしようもなく、それでいいのだと思う。
三十路を迎えた男女の“性徴”を綴ったこの漫画は、
とても瑞々しく、だからこそとても生々しく、同世代の僕たちに訴えかけてきた。
主人公たちが選び取った“答え”は、正しいようにも、正しくないようにも思える。
詰まるところ、選択自体は何でもいいのだろう。
本当に大切なことは、いつもその先にある。と、思う。
良い漫画でした。
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にこたま(5) <完> (モーニング KC) (2013/04/23) 渡辺 ペコ |


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