晩冬の深夜

冬も最終盤の降雨。

雪にまでならないことに、間近まで迫る春を感じる。

平日の束の間。友人と飲む。

変わらないテンションでの会話。だが、話の内容は、以前より少々変わってきている気がする。

何事も、変わる。

求めようが、拒もうが、変わるものは変わる。

それは、絶対的な必然だと思う。

ユニクロのヒートテックが、昨年のものよりさらに薄く、暖かくなるように、

物事は常に変わろうとするものだ。

“変わらないもの”を美化することは、正しくはあるが、安直でもあると思う。

己自身が年を重ねる毎に、身体的にも、精神的にも変化しているのに、

“変わること”に対して否定することは、間違っている。

自らも変わる。だからこそ、他の変化に対しても柔軟に対応することができなければ、

この多岐にわたる人生を、楽しめないと思う。

というホロ酔い。晩冬の深夜。

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