ふと目にした記事だが、
率直な感想として、「凄い」、「素晴らしい」と思う。
日本人のアスリートが他国の国籍を取得して他国の選手としてオリンピックへの出場を目指す。
ということに対して、通常なら複雑な心境を覚えるべきなのかもしれない。
ただ、それよりも、他国の国籍であれなんであれ、日本人という民族から生まれでた人が、世界の頂点を目指すに値する能力を持ち、そしてそれを成すための環境を得たということに対して、喜びを感じる。
少数民族であるが故に、そういうことに価値観を見出すのかもしれないが、
日本人という民族は、一般に客観的に捉えられるほど「和」という要素に縛られてはいないと思う。
もちろん、根本的な精神として「和」という要素を、重要視はしているが、
決して、それに縛られてはいない。
日本人という民族に誇りを持ちながらも、決してそれに隷属はせず、
個々の価値を高めることに、日本人は秀でているのではないかと思う。
移り行く時代。
日本人自身が、日本人の本質を今一度あらため、見極める頃合いではないかと思う。
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