寒中道中

大洲からの山道は、粉雪が吹き荒れていた。

一年通して、降雪に慣れていないので、久しぶりに見る雪は、わくわくすると同時に少し怖い。

山道を抜けると、途端に雪雲が晴れて、眩しいほどの月明かりに照らされた。

松山-大洲間の道中にもすっかり慣れた。

知らぬ間に月日は流れる。

急激な冷え込みと共に冬は深まる。

それは同時に、もうすぐに春がくるということで。

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