21:45。オフィスを出て、思い出したように携帯のテレビを見ると、すでにヒルマンの優勝監督インタビューだった。「シンジナレナ~イ」ももう言った後だった。
中日に先勝された後の4連勝。イヤ凄い。ハム凄い。
そして結局のところSHINJOスゴイ。数々のパフォーマンスの上に、その選手人生の最後を日本一で飾るとは。ちょっとこれ以上の離れ業はないんじゃなかろうか。
今日の試合の終盤にはもう涙が抑えきれなかったようだが。あれも新庄だから許される。(日曜には張本サンが「喝ー!」などと言いそうだが、プロである以上結果がすべてだ)
他の選手なら、いくら意味深長で感慨深い引退試合であろうと、「勝負の途中で泣くな」と言われるだろうが、彼の場合、それすらもう勝つための要素と認めざるを得ない。
考えてほしい。いくら圧倒的な日ハムペースだと言っても、舞台はプロ野球最高峰の日本シリーズ、3点という点差は状況を考えると大きいが、それでも日ハム側も中日側も結果を確定できる段階ではないはずだ、通常は。
しかしあの場面、新庄の最終打席、その涙によって今シーズンの“最高潮”に達した球場の雰囲気で、勝負は試合終了を待たずに決してしまった。
今回の日本シリーズ、新庄という選手の調子自体は良くもなく悪くもなくというところだったが、結局勝負を決したのは、彼の存在に他ならなかった。
と、ほとんどまともに見ていない今年の日本シリーズを振り返って思うわけで。

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