2021☆Brand new Movies 「映画大好きポンポさん」映画レビュー “僕が映画を観るワケと、投影せざる得ないモノ” 映し出されるアニメーションを食い入るように見つめながら、なぜ、涙が出るのかよく分からなかった。ただ、その「理由」を認識するよりも前に僕は、奮えて、泣いていた。この世界のすべての映画フリーク、そしてあの世界に憧れ、夢破れ、今なお“表現”することを秘め続けている人たちにとって、このアニメ映画は“唯一無二”になり得る。 2021.06.19 2021☆Brand new Movies
2020☆Brand new Movies 「復活の日」映画レビュー “それでも人類は「Life is wonderful」と唱え続ける” 驚いた。何という圧倒的なスペクタクルだろうか。 新型コロナウイルス感染症の蔓延とそれに伴う悲劇が、全世界的に収束しない今の時世において、このSF映画が描き出したパニックと世界の“終末”は、決して大袈裟ではない。 2020.04.25 2020☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ!「シン・ゴジラ」“「虚構」ではないシン・コロナの侵攻を止められないニッポンに未来はあるのか?” おヒサシネマ!映画「シン・ゴジラ」ネタバレ批評・レビュー・感想 「スクラップアンドビルドで、この国はのし上がってきた」と、竹野内豊演じる“赤坂秀樹 内閣官房長官代理(前 内閣総理大臣補佐官)”は言うけれど…… 2020.02.20 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2019☆Brand new Movies 「勝手にふるえてろ」<10点> 「絶滅すべきでしょうか?」と歌い上げた後、主人公はアパートの小さな玄関で、独りうずくまり、嗚咽する。 胸が締め付けられてたまらなかった。性別は違うけれど、彼女は20代の頃の私だと思った。 「絶滅」という言葉は使わなかったけれど、当時の私も、…more 2019.07.13 2019☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ!「シン・ゴジラ」 ふと無性に観たくなり、幾度目かの再鑑賞。 振り返ってみれば、前に観たのは、昨年の11月。1年はおろか10ヶ月にも満たないスパンで再鑑賞に至らしめるこの映画の魅力は何なのか。 今回、観ながら感じたことは、「台詞」の言い回しにハマっているという…more 2018.07.15 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ!「八日目の蝉」 夏が目前に迫る汗ばむ休日の午後、7年ぶりの鑑賞。 初鑑賞時のあまりに大きな“感慨”が、再鑑賞によってトーンダウンしてしまうのではないかという一抹の不安もあったが、まったくもって杞憂だった。 我が家で一人だったこともあり、劇場鑑賞時以上に、嗚…more 2018.07.14 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2018☆Brand new Movies 「シェイプ・オブ・ウォーター」<10点> なんて醜いんだろう。なんて悍ましいんだろう。なんて妖しいんだろう。 そして、なんて美しいんだろう。 ファーストカットからラストカットに至るまで、すべてのシーンにおいて、あらゆる形容が感嘆と共に押し寄せてくる。終始一貫して、ギレルモ・デル・ト…more 2018.03.02 2018☆Brand new Movies
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ! 「この世界の片隅に」 1年ぶり3回目の鑑賞で、むせび泣いた正月の夜。 改めてこの映画が、日本映画史に残る大傑作であることを思い知る。 戦争の愚かさと悲しみ、それだけでは留まらない「生きる」ということの賛歌を歌い上げたこの作品の価値は計り知れない。 「この世界の片…more 2018.01.03 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
久々鑑賞☆おヒサシネマ! おヒサシネマ! 「シン・ゴジラ」 待望のソフト購入に伴い、一年ぶり4回目の鑑賞。 何度観ても寸分違わぬ高揚感と畏怖に恍惚となる。 怪獣映画としての圧倒的なスペクタクルが映し出されると共に、エキサイティングなポリティカル・フィクションでもあることが、この「ゴジラ映画」の成功要…more 2017.11.04 久々鑑賞☆おヒサシネマ!
2017☆Brand new Movies 「この世界の片隅に」<10点> 正月に妻の祖父母の家に行った際に、義祖母から大戦時の空襲の話を聞いた。 居住していた郊外から、市街地が空襲を受ける様を遠目で見たという。 変な言い方だけれど、と前置きをした上で、当時子どもだった義祖母は、爆撃される光景が花火のように「綺麗」…more 2017.01.22 2017☆Brand new Movies