#ドラマ

2008☆Brand new Movies

「ブロークン・フラワーズ」

年老いたプレイボーイが、突然発覚した息子の存在を確かめるために、かつてのガールフレンドの元を訪ね歩く一風変わったロードムービー。かつてはブイブイと言わせた年老いたドン・ファン(女たらし)を、ビル・マーレーが相変わらずのとぼけた雰囲気で哀愁た…more
2007☆Brand new Movies

「世界大戦争」

藤子・F・不二雄の短編漫画に「ある日」という作品がある。日常の何気ない生活が何の前触れもなく“プツン”と核爆発によって消失してしまう可能性を秘めた「現実」を、シニカルに表現した傑作である。そして、この特撮映画の傑作を見て、まさにその短編漫画…more
2007☆Brand new Movies

「ボルベール<帰郷>」

スペイン独特の「熱情」を礎に、ひたすらに密度の濃い人間模様を映画世界に吹き込んでいくペドロ・アルモドバル監督の最新作。スペインの宝石であり、アルモドバル監督の秘蔵っ子でもあるペネロペ・クルスが、何をおいてもスゴイ。円熟味を増した美貌と女優と…more
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2007☆Brand new Movies

「パンズ・ラビリンス」

内戦渦のスペイン、残酷で悲痛な運命の中に放り込まれた一人の少女、彼女が迷い込んだ幻想的な「迷宮」は、現実か妄想か。まず自分の想像以上に、痛々しく悲劇的展開が衝撃的だった。悲劇的な運命の中で主人公の少女がファンタジーの世界に入り込み光を見出し…more
2007☆Brand new Movies

「めがね」

「何が自由か、知っている」このコピーを見た時、まだ作品を観ていないのに、なぜだか「なんてこの映画を捉えた巧いフレーズだろうか」と思った。「かもめ食堂」の監督が描き出す新しい映画世界が、きっと「自由」というものの本質をさらっと表現しているのだ…more
2007☆Brand new Movies

「茄子 スーツケースの渡り鳥」

自転車競技における人間ドラマを見事なアニメ表現で描いた良作「茄子 アンダルシアの夏」の続編……ってこれはなんで劇場公開されなかったのだろう。前作に負けずよくできた作品だと思う。自転車に人生を捧げるアスリートたちの精神世界での葛藤と苦悩を、シ…more
2007☆Brand new Movies

「秒速5センチメートル」   

詰まる。胸が詰まる。小さな恋心が、生まれ、深まり、離れ、次第に果てしなく遠いところへ消えていく「時間」の切ない流れに。画面の中に映し出される「映像」も「音」も「言葉」もすべてが美し過ぎる。美し過ぎることが、殊更に切なく、どうしようもない喪失…more
2007☆Brand new Movies

「クワイエットルームにようこそ」

松尾スズキの長編監督作品第二作目となった今作は、「日常」から唐突に精神病棟という「異世界」に放り込まれた主人公の精神世界を、病棟における群像と共に、繊細にエキセントリックに描き出す。フリーライターの主人公は、精神病棟の非日常性の生活の中で、…more
2007☆Brand new Movies

「転校生 -さよならあなた-」

世間は夏休み。何を観ようか迷っていたら「転校生」のタイトルが飛び込んできた。1982年版「転校生」をビデオで観て、すぐさま尾道へ行きたくなり、炎天下の中を原動機付自転車を駆って松山(愛媛)から尾道まで向かったのは、2年前の真夏だった。リメイ…more
2007☆Brand new Movies

「ゼロの焦点」

北の薄暗い寒空の下、冷たく暗い海のように、深い感情が沈み込む。松本清張原作の「ゼロの焦点」は、思わずそんな文体を言い回したくなるような、文学の味わいが色濃く反映された奥深いサスペンス映画だった。結婚後わずか一週間での夫の失踪。新妻にとってま…more
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