#ドラマ

2012☆Brand new Movies

「J・エドガー」

思い切り殴られた口元を押さえつつ、部屋を出て行く部下の背をやや虚ろな目で追う主人公のジョン・エドガー・フーバー。彼は痛みを感じているのではない。殴られた直後に奪われた唇の感触に恍惚としているのだ。映画中盤に用意されたこのクライマックスとも言…more
2012☆Brand new Movies

「おとなのけんか」

ふつう、人と人とが険悪な雰囲気になっていく様を目の当たりにすると、関係のない自分自身も嫌な気持ちになり、その場から逃げ出したくなるものだ。しかし、この映画ではまさにそういう「修羅場」に発展していくのだろう不穏な空気感を序盤から醸し出している…more
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ! 「幸福の黄色いハンカチ」

深夜3時過ぎ、何度も観ていて分かりきっているラストシーンに号泣してしまった。個人的に、この映画ほど観る度に“面白味”が深まる映画は他にないように思う。一番最初に観た時は、テレビ放映されていたのを何となく途中から観て、「古臭い映画だな」と思い…more
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2012☆Brand new Movies

「南極料理人」

終始、南極越冬隊の生活感をゆるーいテンションで淡々と描いた映画で、その表面を覆ううすぼんやりとした感じが、中盤に退屈感を呼び起こしてしまったことは否めなかった。しかし、そのうすぼんやり感は、あくまでこの映画の表面的なものに過ぎず、よくよくと…more
2012☆Brand new Movies

「ドライヴ」

ポーカーフェイスの主人公。彼の冷静な表情を映し出した後、その静かな目線の先に意外な“事”が起きている。その特徴的な演出が作中幾度か挟み込まれていて、それは、この映画において終始“胸騒ぎ”を覚える要因となった。“胸騒ぎ”を最後まで拭いされない…more
2012☆Brand new Movies

「トゥモロー・ワールド」

或る深夜。寝室から愛娘の泣き声が聞こえる。夜毎の夜泣きは楽ではないが、それは彼女が“生きている”ということの一つの「証明」のようにも思えて、とても安心する。自分に子供が生まれ、明確な「恐怖」として感じるようになったことがある。それは、幼い命…more
2012☆Brand new Movies

「50/50 フィフティ・フィフティ」

27歳の若さで癌を宣告される主人公。生存確率は50%(インターネット調べ)。もちろん物語の主軸は主人公の“闘病”の様だが、この映画が凄いところは、決して病そのものの悲劇とそれに伴う安直な感動を描いているわけではないということだ。この映画に描…more
2012☆Brand new Movies

「ベティ・サイズモア」

レネー・ゼルウィガー、この決して真っ当な美女ではない女優が何故にハリウッドで大成したのか。あまり彼女の出演映画を観ていなかった自分にとっては少々疑問だった。しかし、その“理由”がこの映画には溢れている。プロットとキャラクターの人物設定だけを…more
2012☆Brand new Movies

「第十七捕虜収容所」

サスペンス、スリル、可笑しさ、爽快感……映画の娯楽性を彩る要素は多々あるけれど、ビリー・ワイルダーの映画には、そのすべてが詰まっている。捕虜収容所での“スパイ探し”を描いたこの変わった趣向の戦争映画には、想像以上に娯楽性を高める様々な要素が…more
2012☆Brand new Movies

「黒部の太陽 特別編」

汚れ、命を賭し、憎しみ、喜び、混濁する感情を蔓延しながら、穴を掘り突き進む男たち。使命、理想、信念、金銭、利潤……それぞれがこの仕事に取り組んでいる理由は様々だが、それらすべてに共通しているものは、男たちのギラギラとした「欲望」であると思え…more
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