スバラシネマReview

2015☆Brand new Movies

「ロボコップ(2014)」<7点>

サミュエル・L・ジャクソン演じる極右のTVショー司会者が、持論の本音を曝け出すさまを堂々と映し出して映画は終幕する。とてもブラックで特異なラストシーンだが、この映画における“正義”の勝利を表したシニカルで巧い結末だったと思う。“ロボコップ”…more
2015☆Brand new Movies

「シン・シティ 復讐の女神」<4点>

前作「シン・シティ」がもう10年も前の映画であることに驚く。公開時に観て以来再鑑賞は出来ていないが、あの限りなく悪趣味で且つ限りなくスタイリッシュな映画世界のインパクトは今も記憶に新しい。前作公開の直後から続編の噂は聞いていたがなかなか完成…more
2014☆Brand new Movies

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語 」<10点>

<<ネタバレあり!>>2014年の大晦日を迎えるのと時を同じくして、“叛逆”の物語を観終える。しまった。一年間の大詰めのこのタイミングで観るにはあまりにインパクトが大きすぎた。主人公の神々しいまでの「慈愛」をもって、“正義の味方”の根本的な…more
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2014☆Brand new Movies

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語」<9点>

どこかで予感していたことではあったけれど、この「劇場版」と銘打たれた“総集編”のクライマックスを観ながら、一つの「後悔」を感じずにはいられなかった。それは勿論、このアニメのテレビシリーズ本編を先に観なかったことへの後悔だ。結果的に、“総集編…more
2014☆Brand new Movies

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語」<7点>

とても“意地の悪い”アニメだ。いかにも少女向けっぽいタイトルとキュートでロリータなキャラクター造形から映し出されるあまりにダークで辛辣な物語世界。意図的に導き出されたその“ギャップ”は、意地悪で、もはや「悪趣味」に近い。なるほどこりゃオトナ…more
2014☆Brand new Movies

「黒薔薇の館」<8点>

この現世に「魔女」というものが存在するのならば、それは丸山明宏(美輪明宏)のことだと思う。ちょうど10年前に、今作と同じく深作欣二監督作、丸山明宏主演の「黒蜥蜴」を初めて観た時と同様に、そう感じた。インモラルなオープニングクレジットを皮切り…more
2014☆Brand new Movies

「トラック野郎 御意見無用」<7点>

物凄くとっ散らかっていて雑で下品な映画である。しかし、主演俳優のほとばしる「熱量」のみで、無双の娯楽映画に仕上がっている。諸々の表現やストーリー展開も含めて、決して褒められた映画でないことは明らかだろう。でも、この映画に当時の多くの観衆が魅…more
2014☆Brand new Movies

「遙かなる山の呼び声」<9点>

“心が洗われる”とはこういうことか。と、思った。北海道の雄大な自然の中で、人間が人間として“生きる”ことの難しさと、厳しさ、そしてそれらがあるからこそ見いだされる素晴らしさが、決して仰々しくなく少しずつ滲み出るように映し出される。冬の厳しさ…more
2014☆Brand new Movies

「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」<5点>

タイトルが示す通り、なんとも「奇妙」な映画だった。それは霊やら死神やらが登場することによる奇妙さではなく、娯楽映画として妙なバランスを見せる映画だったということ。監督は、「ハムナプトラ」シリーズのスティーヴン・ソマーズ。愛すべきベタなB級テ…more
2014☆Brand new Movies

「ゴーン・ガール」<9点>

「怖えぇ…」苦笑いを引きつらせつつ、そう思わず呟いてエンドロールを迎えた。この“恐怖”は、必ずしも或る登場人物の狂気的な行為にのみ向けられたものではない。もっと普遍的な恐ろしさ、それこそ世界中の人々がその身を置いている一つの関係性が持つ恐ろ…more
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