スバラシネマReview

2007☆Brand new Movies

「ゾディアック」

全米を揺るがした劇場型殺人事件「ゾディアック事件」を、仰々しい抑揚は排除してドキュメンタリータッチで質素に確実に描き出す。映画ファンとしては、本当にこれがあの「セブン」のデヴィッド・フィンチャーの映画なのかという印象をまず受けるだろう。これ…more
2007☆Brand new Movies

「県庁の星」

織田裕二が俳優としてなぜ一線に在り続けられるのかという、まあ基本的にはどうでもいい疑問を携えつつ、なんだかヒマだったので、丁度始まったテレビ放映を観た。テレビで観たことで尚更だったかもしれないが、良い意味でも悪い意味でも「テレビで観るのに丁…more
2007☆Brand new Movies

「300<スリーハンドレッド>」

予告編その他を見る限り、もう完全に“CGを駆使したバトルシーン”のみが「売り」の映画であることは明らかだった。新感覚の映像世界を見せつけてくれる映画は基本的に好きだし、予告編を観ても興味は膨らんだが、いかんせん“バトルシーンのみ”でどうやっ…more
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2007☆Brand new Movies

「プレステージ」

「奇術」に取り付かれた二人のマジシャンの“騙し合い”を、クリストファー・ノーランお得意のダークなミステリアスの中で雰囲気よく描いている。“騙し合い”という言葉がかわいく思える程、繰り広げられるのは、「謎」と「秘密」にとりつかれた男たちの「狂…more
2007☆Brand new Movies

「リトル・ミス・サンシャイン」

ひとクセもふたクセもあるバラバラの家族が、美少女コンテストに出場が決まった娘のために、一路カリフォルニアまで“オンボロワゴン”で走り出す。様々なトラブルが次々起こる“家族旅行”を通じて、崩壊寸前の家族の「再生」を、時にユニークに、時にシニカ…more
2007☆Brand new Movies

「007/カジノ・ロワイヤル」

「007」シリーズにそれほど愛着があるわけではないので、賛否両論の“新ボンド”ダニエル・クレイグが「ジェームズ・ボンドにふさわしい」かどうかは実際定かではないが、個人的な感想としてはかなり良かったんじゃないかと思う。ジェームズ・ボンドが“0…more
2007☆Brand new Movies

「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

もうこういう娯楽大作シリーズというものは、「好きな人はとことん面白い」、「嫌いな人はとことん面白くない」という二通りしかなく、どちらにしてもそれ以上のことは求められない。クセっけたっぷりの海賊をジョニー・デップが心底に揚々と演じ、これでもか…more
2007☆Brand new Movies

「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

ジョニー・デップは昔から大好きだし、なんだかんだ言ってもエンターテイメント大作は嫌いではない。加えて、ディズニーランドで一番好きなアトラクションは「カリブの海賊」だし、パート1も凄く面白かったと思う。なのに、このパート2はなんだかなかなか観…more
2007☆Brand new Movies

「ブラック・ダリア」

ブライアン・デ・パルマ監督らしい作り込まれたフィルム・ノワールの映像世界に引き込まれる。一人の女性の惨殺死体にまつわる数奇な運命たちが複雑に絡み合い、謎が謎を増幅させる展開力は、この監督ならではだろう。が、同時に、「結局何だったのだろう?」…more
2007☆Brand new Movies

「スパイダーマン3」

サム・ライミという映画監督が描き出したこのスパイダーマンシリーズは、「ヒーロー」が必ずしも“完全無欠”ではなく、主人公のピーター・パーカーをはじめ登場人物たちがそれぞれ“未完成”であるということが、何よりも映画としての価値を高め、量産される…more
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