スバラシネマReview

2007☆Brand new Movies

「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」

「大統領暗殺」の陰謀を描いた映画は山のようにあって、作品の本質的な面白さを比較すれば、この映画は中の下というところだろうが、もうほんとに久しぶりにこの手の映画を観たせいか、楽しめたと言っていい。キーファー・サザーランドが“ジャック・バウアー…more
2007☆Brand new Movies

「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」

今の日本映画を代表するそうそうたる豪華キャストを配し、さらにはハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノまで呼び込んで、そもそもの設定から無理がある「日本版西部劇」を押し通してしまえるのは、やはり三池崇史をおいては他にいない。というよりも…more
2007☆Brand new Movies

「ベクシル 2077 日本鎖国」

「アップルシード」の時も感じたことだが、このタイプのCGアニメーションは特異なビジュアルに戸惑いつつ、なぜか感情移入していってしまう。まあこれは好き好きの問題なのだろうが、明らかに作られた造形が逆に生々しい存在感を生む。それは、人形浄瑠璃と…more
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2007☆Brand new Movies

「キサラギ」

自殺したマイナーアイドル「如月ミキ」の一周忌に集まった曲者ぞろいの5人の“ファン”たち。全編通してまんべんなく“笑い”を散りばめつつ、密室の中でアイドルの死の「真相」を突き詰めていく様は、「12人の優しい日本人」を彷彿とさせる。と言えるほど…more
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「転校生 -さよならあなた-」

世間は夏休み。何を観ようか迷っていたら「転校生」のタイトルが飛び込んできた。1982年版「転校生」をビデオで観て、すぐさま尾道へ行きたくなり、炎天下の中を原動機付自転車を駆って松山(愛媛)から尾道まで向かったのは、2年前の真夏だった。リメイ…more
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「ゼロの焦点」

北の薄暗い寒空の下、冷たく暗い海のように、深い感情が沈み込む。松本清張原作の「ゼロの焦点」は、思わずそんな文体を言い回したくなるような、文学の味わいが色濃く反映された奥深いサスペンス映画だった。結婚後わずか一週間での夫の失踪。新妻にとってま…more
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「ボビー」

とても恥ずかしい話だが、映画の終盤までこの作品に核心である“ケネディ”は“JFK”のことだと勘違いしていた。ほんとに無知さが情けない。でも、その無知がこの映画の終着点までの道程における「深み」を、固定観念なく染み渡るように感じることが要因に…more
2007☆Brand new Movies

「傷だらけの男たち」

「インファナル・アフェア」の制作スタッフ、主演は金城武&トニー・レオン、否が応にも期待は膨らむ。きっとまたスタイリッシュでハードボイルドな香港ノワールが展開されるのだろうと……。映画の雰囲気はとても良かったと思う。洗練された硝子の上を滑るよ…more
2007☆Brand new Movies

「気球クラブ、その後」

かつて「気球クラブ」というサークルに集った若者たち、サークルのリーダーの死をきっかけにし、彼らが当時内に秘めた様々な想い、今なお続く想いを、“過ぎ去った時間”を通じて切なく、断片的に描いていく。過ぎ去った時間の中で彼らが見ていたものは、何だ…more
2007☆Brand new Movies

「ダイ・ハード4.0」

十数年ぶりにまたもや巻き込まれてしまった全米一“不運”な男、ジョン・マクレーン。結論、この男、衰え知らず。いや、正確に言うと、だいぶ衰えてはいる。第一作目の彼などと比べると、老け込んでいることはもはや明らかであり、もう風貌的には初老という印…more
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