スバラシネマReview

2010☆Brand new Movies

「ルパンの消息」

「三億円事件」時効成立の夜に死んだ一人の女教師。“自殺”として過去に葬られていた出来事が、“殺人事件”として蘇る。時効まで24時間、三億円事件の無念を抱える刑事が、再び時効成立のリミットに挑む。面白い。こういう「過去」と「人間」が絡み合うス…more
2010☆Brand new Movies

「蛇のひと」

自分のまわりの人間は、良い人か、悪い人か。その判別を一体どれくらいの人が“正確”に行えているのか。果たして、「自分自身」はどうなのか?一人の人間のインサイドに潜む「迷宮」のような闇を、類い稀な人間描写で捉えた秀作だ。と、永作博美が口笛を吹き…more
2010☆Brand new Movies

「オーケストラ!」

「音楽」に造詣が深いわけではなく、指揮者の違いによるオーケストラの善し悪しなんて、正直分からない。だけれど、「音楽」という表現には、“幸福”と“狂気”がそれぞれ平等に混在し、携わる人間の人生を導き、支配するということを、この映画は意外な程に…more
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2010☆Brand new Movies

「渚にて」

終末戦争の果て、確実に「滅亡」に突き進む顛末を描きながら、この映画では、爆弾が爆発するシーンも無ければ、人が絶命するシーンすらも無い。残された人間たちの、“最後の時”を迎えるまでの僅かな日々を、淡々と描き連ねる。「悲劇」に対する悲壮感も、安…more
2010☆Brand new Movies

「オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック」

例によって往年のハリウッド映画に対する邦題のつけ方には、腑に落ちないものが多い。原題は「The Terrorists」。大使を人質にとったテロリストが政府にテロリスト犯の釈放を要求し、軍人のショーン・コネリーがそれに対峙する。「オスロ国際空…more
2010☆Brand new Movies

「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」

もう全編通して「しょうがないねえ」と嘲笑しながら観ることしか許されない“チープ”な映画であることは間違いない。概ね“酷い”映画であるけれど、同時に、嫌いにもなれない映画だと思う。あまりまともに改善点を言っても仕方がないけれど、配役をもう少し…more
2010☆Brand new Movies

「ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD」

「ONE PIECE」は、今一番“熱い”漫画だ。多くのファンと同じように、その漫画としてのエネルギーに溢れた世界観に心酔している。だからこそ、原作漫画が唯一無二であることは分かり切ったことであり、テレビアニメシリーズも映画作品も見向きもして…more
2010☆Brand new Movies

「チャーリー」

“チャーリー・チャップリン”、この固有名詞はもはや世界の映画史に残る一つのアイコンであろう。「波瀾万丈」という言葉がふさわしい彼の喜劇人、そして映画人としての長い人生を、ひとつの「映画」として表現する試みは、「必然」であったと同時に、物凄く…more
2010☆Brand new Movies

「地球爆破作戦」

往年の外国映画、特に娯楽映画においては、その「邦題」に惑わされることが多い。「地球爆破作戦」とタイトルを掲げ、粗筋に「コンピューターの暴走に対峙する人類の姿を描く」なんてあれば、当然、地球滅亡に向けて暴走し始めたコンピューターを人類が必死に…more
久々鑑賞☆おヒサシネマ!

おヒサシネマ! 「亡国のイージズ」

BS放送で、この映画を放映していたので、録画をして観た。5年前、劇場で観た時から、この日本映画は、日本映画らしくない力強さと、日本映画らしい精神を、阪本順治監督が見事に反映させた良い映画だと思っていた。それなので、久々の鑑賞を楽しみにして観…more
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