帰宅をしてテレビをつけると、相変わらず地震関連の特番が映った。
チャンネルを変えると、「踊るさんま御殿」が放送されていた。
思わず僕は、「エライ!」と言った。
100時間以上続いていた地震速報オンリーのテレビスケジュールに対して、辟易していたわけでは決してない。
今もずうっと見ているし、最近始めたtwitterでも関連情報をひたすらに追っている。気になって仕方がない。
被災した人々の苦労、福島第一原発の危機の深刻化をはじめ、すべての日本人が注視しなければならない状況は続いている。
しかし、それと同時に、被災地の人々も含めた日本中のすべての人々が、これからも元気に生きていかなければならないことは、紛れもない事実。
「災害」という悲劇に引き込まれたまま、動ける者が「停止」してしまうことは、大きな間違いだ。
被災した人たちのために何が出来るかを考え、出来る限りいつもの「日常」を過ごすことが、最も大切なことだと思う。
気持ちよく目覚め、ごはんを食べて、一生懸命働いて、面白いことがあれば心から笑わなければならない。
被災地の危機がまだまだ継続する中で、いつものようにバラエティー番組を放映することに対して、
不快に思い、憤りを感じる人もいるだろう。
ただそれでも、これも一つの必要不可欠な「決断」だと思う。
晩ご飯を食べながら、お酒を飲み、丸四日ぶりのバラエティー番組を見て、大いに笑った。
僕は、こういうことも、被災しなかった人間がするべきことだと思う。
予定していた職場の宴会が無くなったという話も聞いた。
そういった「停止活動」は、この数日の間で、被災しなかった各地で見られることだろう。
ただそれは、安直な体裁のみを気にした極めてナンセンスな行動だと思う。
自分たちが生きる国の重要な“ピース”が、「停止」を余儀なくされた今、
それ以外の“ピース”は、より一層に活動的にならなければならない。
正直なところ、想像すら出来なかった未曾有の悲劇を目にして、自分の認識以上にショックを受けていたと思う。
巨大な虚無に呑み込まれたように意気消沈してしまっていた。
それでは駄目だ。
Yahoo!JAPANのWeb募金に本当にささやかな寄付をして、鳥山明が提供した支援壁紙をダウンロードした。
この壁紙をiMacのデスクトップに設置して、これまで以上に、元気に生きていく。
そう決めた。


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