向き不向き

先日の面接で。

「営業向きだ」というようなことを言われた。

親しい友人らはみんな知っていることだが、僕は激しい“人見知り”である。

彼らは、「営業向きだ」と言う面接先の社長に対し「んな馬鹿な」と思うかもしれない。

ただ自分自身は、「あーやっぱりね」と思ったりした。

もちろん“人見知り”であるということは、自身も認める事実である。初対面の人と気軽に接するなんてしたくもない。

詰まるところ、「営業」なんて極力したくないというのが、単純な本音だ。

が、これは以前から気付いていたことなのだけれど、僕は「どーしても避けられない対人関係」が生じた時、非常に愛想が良い。

基本的に、“外面が良い”というやつだ。これは父親ゆずりだ。

過去いくつもアルバイトを経験してきているが、自分の思惑以上に「接客」に定評があったりする。今までやってきたアルバイトすべてにおいて“接客”という要素は生じていたが、たぶん例外なくその先々で上司もしくはお客から接客態度”を褒められた。

言いえて妙だが、他人と話すことは嫌いだし、接客自体も決して好きではないが、ある程度慣れてくるというか自分の中で調子が付いてくると、逆に“快感”じみたものが生まれてくる。

だから自分の好き嫌いで言えば、他人との対話とそれに伴う仕事は「嫌い」である……が、実のところは「向いている」のかもしれない。

楽観とも悲観とも言えるが、自分の好きなことが自分のやれることとは限らず、自分の嫌いなことが自分のやれることかもしれないわけで。

そして、本当の好き嫌い・向き不向きというものは、時間と経験を経た上で見えてくるものかもしれないとも思う。

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