日々眠れない夜を過ごし、「欲求」について思う。
眠たいときに眠るということは、欲求が満たされ幸福なことだ。
が、眠たくない時に眠ろうとすることは、とても辛くてしんどい。
同じように、満腹な時に食べるということは辛いし、性欲がナイ時にそれを掻き立てようとすることはとても虚しい。
欲している時には、何を置いてもその欲望を果たしたいと思うのに、そうでない時は、それぞれ欲望を満たす行為に対して嫌悪感すら生まれる。
つまり欲求とはそういうものなわけで。当たり前だが、「欲し求めようとする」時にしかそれは存在しない。
それはものすごく、紙一重で脆い。
そして、そういうもので、人間という生物は形作られている。
同様に、紙一重で脆い。
できることなら、「欲求」は「欲求」のままに消化したい。
ただ、なかなかそういうわけにもいかない。
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