特にこの数年間に顕著にあらわれていることだが、
映画を観る時の感情が、自身の生活に直接的にリンクして揺さぶられることが多くなったように思う。
自分が歳をとるにつれ、必然的に親が老いていく。
そんな折は、様々な親子の姿を描いた映画に涙が止まらなかった。
「ビッグ・フィッシュ」や「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」などなど。
2年前に結婚してからは、夫婦の様に心揺さぶられることが多くなった。
「ぐるりのこと。」や「英国王のスピーチ」などなど。
そして、愛娘が生まれ、当然のように赤子が出てくる映画に涙腺が緩む。
今年、愛娘が生まれる前に観た「八日目の蝉」で涙が止まらなかった大きな理由もまさにそこだろうと思う。
二日連続で観た時代劇映画の中で、主人公の幼い孫が亡くなってしまうシーンがあった。
赤ん坊が高熱で苦しむ姿を観ていて、堪らなくなった。
ひとつは以前に鑑賞済みの作品だったが、前に観た時には生じなかった感情が確かに渦巻いていた。
ずうっと映画を観てきているけれど、
あらゆる映画がほんとうに面白くなってくるのは、むしろこれからのような気がしてきた。
さて、今年もあと2ヶ月余り。「本命」ねらいで観ていこう。


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